「出産おめでとう」のメッセージは、祝福に加えて産後の体を気遣う一言を添えると、より温かいお祝いの言葉になります。
友人や家族、職場の上司などから出産の報告を受けると、うれしい反面「どんなメッセージを送れば失礼にならないのだろう」と迷いますよね。
そこで今回は、相手別・シチュエーション別にそのまま使える出産お祝いメッセージをまとめました。
短いLINEからメッセージカードに書ける丁寧な文章まで紹介するので、相手との関係に合う例文を選び、名前や状況を少し変えて使ってみてください。
出産おめでとうメッセージはどう書けばいい?
出産おめでとうメッセージは、次の3つを組み合わせると自然にまとまります。
- 赤ちゃんの誕生を祝う言葉
- 出産を終えたママへのねぎらい
- 赤ちゃんや家族の幸せを願う言葉
たとえば、基本形は次のようになります。
「ご出産おめでとうございます。まずはゆっくり体を休めてくださいね。赤ちゃんの健やかな成長と、ご家族の幸せを心より願っています」
難しい言葉を並べる必要はありません。
マイナビウーマンが2016年12月1日から2日に、22歳から34歳の女性413人を対象に行った調査でも、出産後にうれしかった言葉として「おめでとう」「お疲れさま」「がんばったね」「無事に生まれてよかった」などが挙げられていました。
つまり、気の利いた長文を考えるよりも、素直な祝福と相手を思いやる言葉を簡潔に伝えることが大切です。
出産報告を受けた直後は短くて大丈夫
本人や家族からLINEやメールで出産報告を受けた場合は、なるべく早めに返信しましょう。
ただし、産後すぐは母子の体調が安定していないこともあります。
長いやり取りを求めるのではなく、まずは短いメッセージで祝福を伝えるのがおすすめです。
短い返信の例文
「出産おめでとう!母子ともに元気と聞いて安心したよ。今はゆっくり体を休めてね。返信は気にしないでね」
「赤ちゃんの誕生、本当におめでとうございます。ご家族皆さんで穏やかな時間を過ごせますように。どうぞゆっくりお休みください」
特に「返信は気にしないでね」と添えると、相手が返事をしなければならないという負担を感じにくくなります。
これは、産後の相手を気遣ううえで、私がとても大切だと感じているポイントです。
出産祝いを贈る時期の目安
出産祝いの品やメッセージカードは、赤ちゃんが生まれてから7日後以降、1か月以内が一般的な目安とされています。
まずは母子が無事であることを確認してから贈りましょう。
出産直後は入院中だったり、退院後の生活が慌ただしかったりするため、相手の状況を確認せずに突然訪問するのは避けたほうが安心です。
プレゼントにカードを添えて配送する場合も、事前に「都合の悪い日時はある?」と確認すると親切です。
友達に贈る出産おめでとうメッセージ例文
親しい友達への出産祝いの言葉は、かしこまりすぎる必要はありません。
普段の話し方に近い文章で、赤ちゃんの誕生を喜ぶ気持ちと、出産を終えた友達へのねぎらいを伝えましょう。
ただし、親しい間柄であっても、出産や赤ちゃんに関する冗談、容姿や性別を評価するような言葉は避けたほうが無難です。
親しい友達へ送る基本のメッセージ
「〇〇ちゃん、出産おめでとう!赤ちゃんが無事に生まれたと聞いて、私もすごくうれしいよ。まずはゆっくり体を休めてね。落ち着いたら赤ちゃんに会えるのを楽しみにしています」
「赤ちゃんの誕生、本当におめでとう!出産おつかれさまでした。これから家族みんなで過ごす毎日が、笑顔いっぱいの時間になりますように。何かできることがあれば、いつでも声をかけてね」
「出産おめでとう!母子ともに元気と聞いて安心したよ。今は無理せず、自分の体を一番に考えて過ごしてね。かわいい赤ちゃんに会える日を楽しみにしています」
LINEで送れる短い出産祝いメッセージ
「出産おめでとう!本当におつかれさま。今はゆっくり休んでね。返信は気にしなくて大丈夫だよ」
「赤ちゃん誕生おめでとう!無事に生まれたと聞いて安心したよ。落ち着いたら会えるのを楽しみにしているね」
「〇〇ちゃん、出産おめでとう!家族が増えて、これからますますにぎやかになるね。体を大切に過ごしてね」
「出産おつかれさまでした!赤ちゃんも〇〇ちゃんも元気と聞いて、とてもうれしいよ。ゆっくり休んでね」
短い文章でも、「おめでとう」「おつかれさま」「ゆっくり休んでね」の3つが入るだけで、十分に気持ちは伝わります。
出産経験のある友達から送るメッセージ
「出産おめでとう!まずは本当におつかれさまでした。慣れない毎日で大変なときもあると思うけれど、無理をせず自分のペースで過ごしてね。困ったことがあれば、いつでも連絡してね」
「赤ちゃんの誕生おめでとう。産後は自分が思っている以上に体が疲れていることもあるから、休めるときにゆっくり休んでね。私でよければ、いつでも話を聞くよ」
出産経験があるからこそ助言したくなることもありますが、最初から育児方法を細かく教えるのは控えたほうがよいでしょう。
「何でも聞いてね」「必要なときは連絡してね」と、相手が頼りたいときに頼れる形にするのがおすすめです。
なかなか会えない友達へのメッセージ
「出産おめでとう!すぐには会いに行けないけれど、赤ちゃんが無事に生まれたと聞いて、私まで幸せな気持ちになりました。いつか〇〇ちゃんと赤ちゃんに会える日を楽しみにしているね」
「赤ちゃんのご誕生、本当におめでとう。離れていても、母子ともに元気だと聞いて安心しました。落ち着いたころに、またゆっくりお話しできたらうれしいです」
遠方に住んでいる場合は、「早く会いたい」と強く伝えるよりも、「落ち着いたころに」「いつか会える日を」と書くほうが、相手に予定を決める負担を与えにくくなります。
家族や親戚に贈る出産お祝いの言葉
兄弟姉妹や親戚へのメッセージでは、家族が増えた喜びを伝えると温かい文章になります。
身近な関係だからこそ、形式的な言葉だけでなく「手伝えることがあれば声をかけてね」など、具体的な支えを申し出てもよいでしょう。
兄弟や姉妹への出産祝いメッセージ
「出産おめでとう!赤ちゃんも〇〇も無事だと聞いて、本当に安心しました。家族が増えて、私も自分のことのようにうれしいです。体が落ち着くまではゆっくり休んでね。手伝えることがあったら遠慮なく言ってね」
「赤ちゃんの誕生、本当におめでとう。かわいい甥っ子に会える日を楽しみにしています。これから家族みんなで、楽しく温かい毎日を過ごせますように」
「出産おつかれさまでした。かわいい姪っ子が増えて、家族みんながますますにぎやかになるね。無理をせず、頼れるときは周りを頼ってね。会えるのを楽しみにしています」
相手の赤ちゃんとの続柄が分かっている場合は、「甥っ子」「姪っ子」と書くと、家族として喜んでいる気持ちが伝わります。
ただし、赤ちゃんの性別を強調しすぎたり、希望していた性別について触れたりする必要はありません。
いとこや親戚へのメッセージ
「ご出産おめでとうございます。新しい家族が増え、皆さんお喜びのことと思います。赤ちゃんの健やかな成長と、ご家族皆さまの幸せを心より願っています」
「赤ちゃんのご誕生、本当におめでとうございます。家族が増えて、これからますますにぎやかになりますね。どうか無理をなさらず、ゆっくりお過ごしください。お会いできる日を楽しみにしています」
「ご出産おめでとうございます。ささやかですが、お祝いの品を贈ります。赤ちゃんとの新しい毎日が、笑顔あふれる温かな時間になりますように」
普段あまり交流がない親戚には、友達向けのくだけた文章よりも、「ご出産おめでとうございます」「心より願っています」などの丁寧な表現が適しています。
義理の姉妹や親族へのメッセージ
「このたびはご出産おめでとうございます。母子ともにお元気と伺い、安心いたしました。まずはお体を大切に、ゆっくりお過ごしください。赤ちゃんにお会いできる日を楽しみにしております」
「赤ちゃんのご誕生、心よりお祝い申し上げます。新しいご家族を迎え、喜びに満ちた毎日をお過ごしのことと思います。ご家族皆さまの健康と幸せを願っております」
義理の家族へのメッセージは、関係が近くても少し丁寧に書くと安心です。
普段から親しくしている場合は、「困ったことがあったらいつでも声をかけてくださいね」などを加えてもよいでしょう。
職場の上司・先輩・同僚に贈る出産祝いメッセージ
職場関係の相手には、祝福と健康を願う言葉を中心に、礼儀正しくまとめます。
産後すぐの相手に「早く戻ってきてください」「職場が忙しくて大変です」などと伝えると、復帰を急かしているように受け取られる可能性があります。
仕事の状況よりも、本人と家族の健康を優先した文章にしましょう。
上司へ贈る丁寧なメッセージ
「このたびはご出産、誠におめでとうございます。新しいご家族を迎えられ、お喜びのことと存じます。お子さまの健やかな成長と、ご家族皆さまのご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げます」
「赤ちゃんのご誕生、心よりお慶び申し上げます。母子ともにお元気と伺い、安心いたしました。どうぞお体を大切にお過ごしください。ご家族皆さまの幸せをお祈りしております」
「このたびはお子さまのご誕生、誠におめでとうございます。ささやかではございますが、お祝いの品をお贈りいたします。お子さまの健やかなご成長と、ご家族のますますのご多幸を心よりお祈り申し上げます」
上司へのメッセージでは、「赤ちゃん」よりも「お子さま」と表現すると、より丁寧な印象になります。
先輩へ贈るメッセージ
「ご出産おめでとうございます。母子ともにお元気とのことで、本当によかったです。今はどうぞ無理をなさらず、ゆっくりお過ごしください。赤ちゃんの健やかな成長を心より願っています」
「赤ちゃんのご誕生、心からお祝い申し上げます。新しいご家族が増え、幸せいっぱいのことと思います。ご家族皆さまが健やかに過ごされますよう、お祈りしております」
「このたびはご出産おめでとうございます。ささやかですが、お祝いの気持ちを込めて品物をお贈りします。落ち着かれたころに、赤ちゃんのお話を伺えるのを楽しみにしています」
同僚や部下へ贈るメッセージ
「ご出産おめでとうございます。赤ちゃんも〇〇さんも元気と聞いて、安心しました。今は仕事のことを気にせず、ゆっくり体を休めてくださいね。ご家族皆さんの幸せを願っています」
「赤ちゃんの誕生、本当におめでとうございます。これからご家族で過ごす毎日が、笑顔あふれる時間になりますように。無理をせず、体を大切に過ごしてくださいね」
「〇〇さん、ご出産おめでとうございます。新しい家族が増えて、ますます楽しい毎日になりそうですね。赤ちゃんの健やかな成長と、ご家族の幸せを心より願っています」
同僚や部下に対して「仕事のことは気にしないで」と伝えられる立場なら、安心につながる場合があります。
ただし、実際の休暇や業務体制について約束できない立場であれば、無責任な言い方にならないよう注意しましょう。
パパになった男性へのメッセージ
「お子さまのご誕生、おめでとうございます。奥さまも赤ちゃんもお元気とのことで安心しました。新しいご家族との毎日が、喜びにあふれた時間になりますように」
「パパになられたこと、心よりお祝い申し上げます。奥さまも本当におつかれさまでした。ご夫婦で支え合いながら、ご家族皆さんで健やかな毎日を過ごされることを願っています」
「赤ちゃんの誕生、おめでとうございます。これからたくさんの新しい発見や喜びが待っていますね。奥さまと赤ちゃんを大切に、温かい家庭を築いてください」
男性に送る場合も、父親だけを祝うのではなく、出産を終えた母親や赤ちゃんへの気遣いを含めると温かい印象になります。
一方で「一家の大黒柱として頑張って」「父親として責任を持って」といった表現は、必要以上のプレッシャーを与えるため避けたほうがよいでしょう。
2人目・双子・遅れた場合の出産祝いメッセージ
出産祝いの言葉は、2人目以降の出産や双子の誕生、お祝いが遅れた場合など、状況によって少し変えると気持ちが伝わりやすくなります。
相手の家庭状況に触れるときは、負担や大変さを決めつけず、家族が増えた喜びを中心に書きましょう。
2人目の出産おめでとうメッセージ
「2人目の赤ちゃんのご誕生、おめでとうございます。新しい家族が増えて、これからますますにぎやかになりますね。〇〇ちゃんもすてきなお兄ちゃんになりそうですね。ご家族皆さんの健康と幸せを願っています」
「第2子のご誕生、心よりお祝い申し上げます。お兄ちゃんになった〇〇くんも、赤ちゃんとの生活を楽しみにしていることでしょう。お子さまたちの健やかな成長と、ご家族のご多幸をお祈りしております」
「2人目のご出産、本当におめでとう!家族が増えて、これから楽しい思い出もたくさん増えそうだね。体を大切にしながら、無理せず過ごしてね」
2人目以降の場合は、上の子の名前や「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という言葉を添えると、その子も含めて家族全体を祝うメッセージになります。
ただし、「赤ちゃんのお世話を手伝ってあげてね」など、上の子に役割を求めるような言葉は避けるのが無難です。
3人目以降の出産祝いメッセージ
「第3子のご誕生、おめでとうございます。新しいご家族が増え、ますます明るくにぎやかな毎日になりますね。お子さまたちの健やかな成長と、ご家族皆さまの幸せを願っています」
「3人目の赤ちゃんの誕生、本当におめでとう!お兄ちゃんとお姉ちゃんも、赤ちゃんに会えて喜んでいるだろうね。家族みんなで、笑顔いっぱいの毎日を過ごせますように」
「ご出産おめでとうございます。母子ともにお元気とのことで安心しました。新しいご家族を迎えた皆さまが、健やかで楽しい日々を過ごされますようお祈りしております」
双子の出産祝いメッセージ
「双子ちゃんのご誕生、本当におめでとうございます。かわいい赤ちゃんを二人迎え、ご家族皆さんお喜びのことと思います。お二人の健やかな成長と、ご家族の幸せを心より願っています」
「双子の赤ちゃんの誕生、おめでとう!一度に二人の家族が増えて、これからますますにぎやかになるね。無理をせず、頼れる人を頼りながら過ごしてね。できることがあればいつでも声をかけてね」
「ご出産、心よりお祝い申し上げます。双子のお子さまが健やかに成長され、ご家族皆さまが笑顔あふれる毎日を過ごされますようお祈りしております」
「幸せも2倍」「喜びも2倍」という表現は華やかですが、双子育児の負担を軽く扱っているように感じる人もいます。
使う場合は、「無理せず過ごしてね」「必要なときは頼ってね」といった気遣いも一緒に入れるとよいでしょう。
出産祝いが遅れたときのメッセージ
「お祝いが遅くなってしまい、申し訳ありません。改めまして、ご出産おめでとうございます。赤ちゃんの健やかな成長と、ご家族皆さまの幸せを心より願っています」
「遅くなってしまったけれど、赤ちゃんの誕生、本当におめでとう!ささやかですが、お祝いの品を贈ります。家族みんなで笑顔いっぱいの毎日を過ごしてね」
「ご出産おめでとうございます。すぐにお祝いをお伝えできず、申し訳ございませんでした。お子さまの健やかな成長と、ご家族のご多幸を心よりお祈り申し上げます」
お祝いが遅れたときは、冒頭で簡潔にお詫びを伝えれば十分です。
謝罪が長くなると、お祝いよりも「遅れたこと」が文章の中心になってしまいます。
謝罪は一文にとどめ、その後は赤ちゃんの誕生を祝う内容に切り替えるのがポイントです。
出産前に送るメッセージ
「うれしいご報告をありがとう。今は大切な時期だと思うので、無理をせず体を第一に過ごしてね。穏やかな毎日を過ごせるよう願っています」
「ご懐妊おめでとうございます。どうぞお体を大切に、ゆったりとお過ごしください。母子ともに健やかに出産の日を迎えられますよう、心よりお祈りしております」
「赤ちゃんに会える日が楽しみだね。体調を一番に考えて、無理せずゆっくり過ごしてね。また落ち着いたときに話そうね」
出産前は、まだ母子の状態が確定していないため、出産後と同じ調子で大きく祝うことに不安を感じる人もいます。
Domaniが紹介した100人アンケートでも、「何があるか分からないため、こちらからはあまり連絡しない」「相手から連絡が来てから伝える」といった意見がありました。
妊娠の報告を本人から直接受けた場合は、体調を気遣う短い言葉を返し、こちらから何度も経過を尋ねないことが大切です。
出産お祝いメッセージで避けたい言葉とは?
出産祝いでは、善意で選んだ言葉が相手へのプレッシャーや不安につながることがあります。
特に注意したいのは、忌み言葉、育児を急かす言葉、不安をあおる表現です。
避けたい忌み言葉
出産祝いでは、次のような言葉は縁起が悪いとされることがあります。
- 流れる
- 消える
- 終わる
- 切れる
- 失う
- 落ちる
- 苦しい
- 絶える
- 弱い
- 破れる
- 離れる
- 薄い
文章の文脈によっては日常的に使う言葉もありますが、ほかの表現に変えられる場合は避けたほうが安心です。
たとえば「疲れが消えるまで休んでね」ではなく、「疲れが和らぐまでゆっくり休んでね」と言い換えられます。
プレッシャーになりやすい表現
次のような言葉も、相手の状況によっては負担になります。
- 育児を頑張って
- 早く大きくなってね
- 大変になるね
- これから眠れなくなるよ
- 早く仕事に戻ってきて
- 次は男の子がいいね
- 次は女の子がいいね
- 母乳で育てるの?
- 何人産む予定?
- 親としてしっかりしてね
「頑張って」は応援のつもりで使いがちですが、すでに出産を乗り越え、慣れない育児に向き合っている相手には、さらに努力を求められているように感じられる場合があります。
「頑張ってね」よりも、「無理をしないでね」「自分のペースで過ごしてね」と伝えるほうが、相手の心を軽くしやすいでしょう。
赤ちゃんの性別や体格を評価しない
「男の子でよかったね」「女の子が欲しかったんでしょう」「ずいぶん小さい赤ちゃんだね」といった言葉も避けましょう。
赤ちゃんの性別、出生時の体重、出産方法、母乳やミルクの選択には、家庭ごとにさまざまな事情があります。
本人が話題にしていないことへ踏み込まず、赤ちゃんの誕生と母子の健康を祝うことに集中するのが安心です。
句読点は使ってもいい?
お祝いのメッセージでは、「、」や「。」が「区切る」「終わる」を連想させるとして、句読点を使わないほうがよいという考え方があります。
特に、かしこまったメッセージカードや目上の方へのお祝いでは、句読点を省き、改行や空白で読みやすく整える方法があります。
一方、LINEやメールなど日常的な文章では、句読点を使っても大きな失礼になるとは限りません。
読みにくい文章になるくらいなら、相手との関係性や送る方法に合わせて判断してよいと私は考えます。
伝統的なマナーを重視する相手には句読点を省き、友人へのLINEでは普段どおり使うなど、柔軟に選ぶのが現実的です。
心に残る出産おめでとうメッセージにするコツ
そのまま使える例文は便利ですが、名前や具体的な一言を加えると、定型文の印象が薄れて気持ちが伝わりやすくなります。
ただし、文章を長くしすぎないことも大切です。
相手や赤ちゃんの名前を入れる
「ご出産おめでとうございます」だけでなく、「〇〇ちゃん、出産おめでとう」「〇〇くんの誕生おめでとう」と名前を入れると、相手に向けて書いた言葉だと伝わります。
赤ちゃんの名前や読み方が正確に分からないときは、無理に書かず「赤ちゃん」「お子さま」と表現しましょう。
漢字や読み方を間違えるよりも、分かる範囲で丁寧に書くほうが安心です。
実際にできるサポートだけを伝える
「いつでも手伝うよ」という言葉は心強い一方で、実際には対応できない場合、形式的に聞こえることもあります。
本当にできることがあるなら、少し具体的にすると伝わりやすくなります。
たとえば、次のような言葉です。
- 買い物が必要なときは声をかけてね
- 上の子の遊び相手なら任せてね
- 話したくなったらいつでも連絡してね
- 落ち着いたころに食べられそうなものを届けるね
大切なのは、相手に利用を迫らないことです。
「必要なときがあれば」「できることがあれば」と、相手が断りやすい形で伝えましょう。
返信を求めない
産後は授乳やおむつ替え、睡眠不足などで、スマートフォンを見る余裕がないこともあります。
私も子どもを出産した後は、短いメッセージを読むだけでうれしかった一方、すぐに返事をしなければと思うと負担を感じることがありました。
そんなとき、「返信はいらないよ」「落ち着いたらまた話そう」と書かれていると、とてもほっとしたのを覚えています。
自分の思いを伝えるだけでなく、返事をしなくてもよい余白を贈ることも、産後の相手への思いやりだと思います。
写真をお願いしすぎない
赤ちゃんの写真を見たいと思うのは自然なことですが、「写真を送って」「毎日見せて」と何度も求めるのは控えましょう。
産後の家庭では、写真を撮る余裕がなかったり、SNSやメッセージで子どもの写真を共有したくない方針だったりすることもあります。
「落ち着いたら赤ちゃんに会えるのを楽しみにしているね」程度にして、相手からの連絡を待つのがおすすめです。
長くても10行ほどにまとめる
出産祝いのメッセージは、長ければ長いほど気持ちが伝わるわけではありません。
長文を受け取ると、相手が同じくらい丁寧に返信しなければならないと感じることもあります。
メッセージカードであっても、次の流れで5行から10行ほどにまとめると読みやすくなります。
1. 出産を祝う
2. 出産をねぎらう
3. 母子の健康を気遣う
4. 家族の幸せを願う
5. 返信や訪問を急がせない
名前や具体的なエピソードを入れる場合も、相手の負担にならない長さを意識しましょう。
出産祝いのメッセージに対する私の考察
出産祝いのメッセージで最も大切なのは、言葉の華やかさではなく、受け取る人が安心できるかどうかだと私は考えます。
出産は喜ばしい出来事ですが、産後の本人は体の回復途中にあり、赤ちゃんの健康、授乳、睡眠不足など、さまざまなことを抱えています。
そのため、「これから大変だよ」「育児を頑張って」と未来の苦労を強調するより、「今は休んでね」「返信はいらないよ」と現在の負担を軽くする言葉のほうが、実際には喜ばれやすいでしょう。
また、出産祝いでは赤ちゃんだけに注目しがちです。
もちろん赤ちゃんの誕生を祝うことは大切ですが、出産を終えた本人への「おつかれさま」「体を大切にしてね」という言葉も忘れてはいけません。
2016年に行われた413人へのアンケートでも、「おめでとう」だけでなく「お疲れさま」「がんばったね」「無事に生まれてよかった」といった言葉が心に残ったと回答されています。
この結果からも、祝福と同時に、自分の頑張りや無事を気遣ってもらえたことが、産後の女性にとって大きな支えになっていると考えられます。
一方で、「がんばったね」という言葉を好意的に受け取る人もいれば、「育児も頑張らなければ」と負担に感じる人もいます。
同じ言葉でも受け止め方は異なるため、相手との関係や性格を考えながら選ぶことが必要です。
迷った場合は、「ご出産おめでとうございます」「どうぞゆっくりお過ごしください」「ご家族の幸せを願っています」という、祝福・休養・幸福を願う3つの要素でまとめると失敗しにくいでしょう。
また、メッセージを送った後に返事を催促しないことも重要です。
既読がつかない、返信が短い、写真が送られてこないという理由で、相手との関係が悪くなったと判断する必要はありません。
産後は日によって体調や生活リズムが大きく変わります。
お祝いの言葉は、自分への反応を求めるためではなく、相手の喜びに寄り添うために贈るものです。
個人的には、出産おめでとうメッセージには「返信不要」の一言を添える習慣が、もっと広まってもよいと感じています。
プレゼントを贈る場合も、受け取りの時間帯を確認し、お返しを急がなくてよいと伝えるなど、言葉だけでなく行動でも配慮できると、より温かいお祝いになるでしょう。
まとめ
出産おめでとうメッセージは、赤ちゃんの誕生を祝う言葉、出産を終えたママへのねぎらい、家族の幸せを願う言葉を組み合わせると自然にまとまります。
友達には普段の話し方に近い温かな文章を、上司や先輩には丁寧な表現を使い、相手との関係に合わせて調整しましょう。
2人目以降の出産では上の子にも触れ、出産祝いが遅れた場合は短くお詫びをしてから、祝福を中心に伝えるのがポイントです。
「頑張って」「これから大変だね」「早く仕事に戻ってきて」など、相手にプレッシャーを与える言葉は避け、「無理せず過ごしてね」「返信は気にしないでね」と負担を軽くする言葉を選びましょう。
例文をそのまま使っても構いませんが、相手や赤ちゃんの名前、自分らしい一言を少し加えると、より心のこもった出産祝いのメッセージになります。
よくある質問
出産おめでとうメッセージはいつ送るのがよいですか?
本人や家族から出産報告を受けた場合は、当日から翌日を目安に短い祝福のメッセージを送りましょう。
出産祝いの品やメッセージカードは、母子の健康を確認したうえで、生後7日以降から1か月以内に贈るのが一般的な目安です。
出産祝いのメッセージは短くても失礼ではありませんか?
短くても失礼ではありません。
「出産おめでとう」「おつかれさま」「ゆっくり休んでね」という3つの気持ちが伝われば、LINEなどでは十分です。
出産祝いで「頑張って」と書いてはいけませんか?
必ずしも禁止ではありませんが、産後の相手にはプレッシャーになる可能性があります。
迷った場合は、「無理をしないでね」「自分のペースで過ごしてね」「頼れるときは周りを頼ってね」と言い換えると安心です。


コメント