出産前の髪型は、結べる長さ・乾かしやすさ・産後の美容院の通いやすさを基準に選ぶと、育児中に後悔しにくくなります。
ショート、ボブ、ミディアム、ロングにはそれぞれメリットがありますが、先輩ママの体験談では「短ければ必ず楽」というわけではありません。髪質やくせ、出産時期、お宮参りの予定まで考えて、自分が手入れしやすい髪型を選ぶことが大切です。
出産前の髪型は何がおすすめ?
出産前の髪型で迷ったとき、もっとも失敗しにくいのは、肩前後で一つに結べる長さです。
髪をまとめれば授乳や沐浴の邪魔になりにくく、ショートよりも寝癖や伸びかけをごまかしやすいからです。一方、ドライヤー時間をできるだけ短くしたい人や、短い髪のセットに慣れている人にはショートも向いています。
先輩ママの体験談を整理すると、髪型を決めるときに確認したいポイントは次の5つです。
- 一つ結びやお団子にできるか
- 洗髪後に短時間で乾かせるか
- 寝癖やくせ毛を簡単に整えられるか
- 数カ月美容院へ行けなくても困らないか
- お宮参りなどの行事で希望する髪型にできるか
出産後は、赤ちゃんの授乳、抱っこ、オムツ替え、沐浴などで下を向く時間が増えます。顔に髪が落ちてくる長さは、想像以上にわずらわしく感じることがあります。
一方で、短く切りすぎると「はねるのに結べない」「伸びると形が崩れる」「美容院へ行けずまとまらない」という問題も起こります。
つまり、出産前の髪型は単純に短さだけで選ぶのではなく、何もしなくても整うか、困ったときに結べるかで判断するのが現実的です。
出産前の髪型おすすめ15選
ここからは、先輩ママの体験談をもとに、出産前に検討しやすい髪型を15種類紹介します。
同じ「ボブ」や「ミディアム」でも、長さや前髪の作り方によって扱いやすさは変わります。自分の髪質や生活環境と照らし合わせながら選んでみてください。
1.耳まわりがすっきりしたベリーショート
とにかく洗髪とドライヤーの時間を短くしたい人には、ベリーショートが候補になります。
授乳やオムツ替えで下を向いても髪が顔に落ちにくく、暑い時期の出産でも首まわりがすっきりします。入院中にヘアゴムを使わなくて済む点もメリットです。
ただし、髪が伸びると形が崩れやすく、定期的なカットが必要になります。また、短い毛でも赤ちゃんにつかまれることがあるため、「短ければ引っ張られない」とは限りません。
もともとショートに慣れており、自分で簡単に整えられる人向けの髪型です。
2.丸みのあるナチュラルショート
襟足を短くしながら、トップや顔まわりに少し長さを残す髪型です。
ベリーショートより女性らしい丸みを残しやすく、乾かす時間も長くかかりません。髪質に合うようカットしてもらえば、手ぐしだけでまとまる場合もあります。
ただし、くせ毛や毛量が多い人は、短くすることで髪が広がる可能性があります。ピジョンインフォに寄せられた体験談でも、くせ毛の人から「短くするとくせが強調され、結んでごまかせなくなった」という声がありました。
美容師には、普段アイロンやブローに何分かけられるかまで伝えて相談すると安心です。
3.前下がりショートボブ
後ろを短めにし、顔まわりに向かって少し長くする前下がりショートボブも、出産前の髪型として人気があります。
襟足がすっきりする一方、顔まわりの髪を耳にかけやすく、短すぎるショートに抵抗がある人でも挑戦しやすい髪型です。
前髪を長めに残せば、ピンで留めたり耳にかけたりできます。ただし、顔まわりの髪が耳に届かない長さだと、授乳中に落ちてきて邪魔になることがあります。
美容師には「顔まわりは耳にかけられる長さを残したい」と具体的に伝えましょう。
4.あご下のショートボブ
あごより少し下まで長さを残したショートボブは、短さと扱いやすさのバランスを取りやすい髪型です。
髪を洗ったり乾かしたりする負担が比較的少なく、短めでも顔まわりを落ち着かせやすいのが特徴です。KIDSNA STYLEで紹介された体験談でも、ボブにして乾かすだけで毛先が内巻きになるようパーマをかけ、産後の手入れが楽だったという声がありました。
ただし、結べない長さのボブは、毛先がはねたときに隠しにくい点がデメリットです。肩に当たるか当たらないかの位置は特にはねやすいため、自分の髪質に合わせて長さを調整してもらう必要があります。
5.肩上の切りっぱなしボブ
毛先をそろえた肩上ボブは、見た目がすっきりしやすく、乾かす時間もロングほどかかりません。
髪が比較的まっすぐで、乾かすだけでまとまりやすい人に向いています。毛先に重さが残るため、必要以上にすきすぎた髪より広がりにくいこともあります。
ただし、くせ毛の場合は朝のブローやアイロンが必要になる可能性があります。実際に、出産前後に短めボブにしたものの「はねるうえに結べず、外出が嫌になった」という体験談もありました。
見た目だけで選ばず、寝起きにどの程度まとまるかを美容師に確認することが重要です。
6.結べる長さの長めボブ
出産前の髪型で特におすすめしやすいのが、肩付近まで残した長めのボブです。
一つ結びができるため、授乳や沐浴の際はすぐにまとめられます。下ろしたときはボブらしい軽さがあり、ロングよりも乾かす時間を短縮できます。
先輩ママの体験談では、「臨月に肩上のボブにして楽だった」「肩くらいが結べて乾かしやすかった」といった声が複数見られました。
ただし、横の毛が落ちると邪魔になるため、結んだときに顔まわりの髪までゴムに入る長さが理想です。
7.肩につくミディアムヘア
肩につく程度のミディアムは、短すぎず長すぎない定番の髪型です。
一つ結び、ハーフアップ、低めのお団子などができ、お宮参りのヘアセットにも対応しやすくなります。産後しばらく美容院に行けなくても、伸びたときに髪型が大きく崩れにくい点もメリットです。
一方、毛先がちょうど肩に当たる位置では、外側にはねやすくなります。はねが気になる人は、肩より少し下まで残すか、前下がりに整えてもらうとよいでしょう。
「下ろした状態で完璧に整えたい」という人より、普段は結ぶ前提で考えられる人に向いています。
8.結べるギリギリのセミロング
「結べるギリギリの短さで、乾かしやすくしたい」というオーダーは、出産前の美容院で実用的です。
GOO.Nの先輩ママ体験談では、ロングからセミロングにし、はねない程度に量を減らしてもらったという例が紹介されています。ショートほど乾燥時間は短くありませんが、産後に美容院へ行けない期間も結んで過ごせる点が評価されていました。
注意したいのは、毛量を減らしすぎないことです。すきすぎると短い毛が結び目から落ちたり、髪が広がったりすることがあります。
美容師には「乾かしやすくしたいが、結んだときに毛が落ちないようにしたい」と伝えましょう。
9.鎖骨ラインのミディアムロング
鎖骨付近まで長さを残すミディアムロングは、アレンジのしやすさを重視する人に向いています。
ポニーテールやお団子にしやすく、お宮参りでアップスタイルにしたい場合にも対応できます。肩より下まで長さがあることで、髪の重さがくせを抑えてくれるケースもあります。
ピジョンインフォの相談では、くせ毛の人から「髪が長い方が重さでウェーブが伸び、くせが目立ちにくかった」という体験談も寄せられていました。
ただし、髪が多い人は乾かす時間が長くなります。毛先を切り、毛量を適度に調整しておくと負担を減らしやすくなります。
10.低めポニーテールにできるロング
産後の美容院の通いにくさを考え、ロングを維持する選択肢もあります。
一つに結ぶだけで寝癖や広がりを隠しやすく、髪型が多少伸びても大きく崩れません。お宮参りなどの行事では、美容院でアップスタイルにしてもらうこともできます。
一方で、長い髪は洗う時間と乾かす時間がかかります。赤ちゃんと一緒に入浴するようになると、自分の髪を乾かす時間を十分に取れない日もあります。
毛量が多い人や髪が乾きにくい人は、長さを維持する場合でも毛先と量を整えておくとよいでしょう。
11.高めのお団子にできるロング
暑い時期に出産する人には、高い位置でお団子にできるロングも実用的です。
GOO.Nの体験談では、体調不良で妊娠中に美容院へ行かず、7月の出産をロングのお団子で迎えた人がいます。首まわりがすっきりし、中途半端な長さより邪魔になりにくかったと振り返っています。
赤ちゃんが成長すると髪を引っ張ることがあるため、長い髪は下ろさず、上でまとめる場面が増えます。
お団子にする場合は、強く結びすぎて頭皮に負担をかけないよう、柔らかいゴムや太めのヘアゴムを使うとよいでしょう。
12.毛先ワンカールのボブ
毛先が自然に内側へ入るボブは、きちんと感と扱いやすさを両立しやすい髪型です。
カットだけでまとまりやすくする方法のほか、髪質によっては毛先にワンカールのパーマをかける方法もあります。乾かすだけで形が整えば、朝のヘアアイロン時間を減らせます。
ただし、パーマをかければ必ず手入れが不要になるわけではありません。ウェーブをきれいに出すために、ねじりながら乾かしたり、スタイリング剤を使ったりする必要がある髪型もあります。
出産前にパーマを検討する場合は、「スタイリング剤なしでもまとまるか」「自然乾燥に近くても形になるか」を美容師に確認しましょう。
13.くせを生かしたゆるふわボブ
くせ毛の人は、無理にまっすぐにするのではなく、くせを生かしたボブを選ぶ方法もあります。
ピジョンインフォには、出産前にいつもの美容師へ相談し、くせを生かすカットにしてもらったことで手入れが楽になったという声がありました。
髪質を理解している美容師に依頼すれば、広がる部分を抑えながら、自然な動きとして見せられる場合があります。
ただし、くせの強さや出方には個人差があります。初めて行く美容院で大きく髪型を変えるより、普段の髪の状態を知る美容師へ相談する方が失敗を減らしやすいでしょう。
14.ストレートを生かしたミディアム
寝癖やうねりが強く、毎朝アイロンが欠かせない人には、ストレートの状態を生かせるミディアムも候補です。
ピジョンインフォの体験談では、出産前最後のタイミングで縮毛矯正をかけ、髪を結びやすい長さに整えた人もいました。長さがあれば一つにまとめられるため、毎日髪を下ろさなくても過ごせます。
ただし、縮毛矯正やストレートパーマは施術時間が長くなることがあります。相談者の中には、カット込みで4時間、縮毛矯正とデジタルパーマで約5時間かかったという例もありました。
妊娠後期は長時間同じ姿勢でいることが負担になるため、施術内容と所要時間を予約前に確認しましょう。
15.前髪なしのまとめ髪スタイル
前髪を作らず、顔まわりの髪までまとめられるスタイルは、産後の手入れを減らしたい人に向いています。
前髪を作ると、伸びるたびにカットやセットが必要です。反対に、耳にかけられる長さや結べる長さまで伸ばしておけば、ピンやカチューシャで簡単に顔まわりをすっきりさせられます。
KIDSNA STYLEでは、入院中に前髪をカチューシャで上げ、一つにまとめて清潔感を保ったという体験談が紹介されています。
産後すぐに美容院へ行ける予定がない人は、前髪を新しく作るより、長めのまま整える方が管理しやすいでしょう。
ショート・ボブ・ミディアム・ロングはどれが楽?
出産前の髪型は、髪の長さごとに異なるメリットとデメリットがあります。
自分に合う髪型を判断しやすいよう、特徴を整理しました。
| 髪型 | 主なメリット | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ショート | 洗いやすく乾かしやすい | 伸びると形が崩れやすい | 短い髪のセットに慣れている人 |
| ボブ | 短さと見た目の整いやすさを両立できる | 長さによってははねても結べない | 乾かす時間を減らしたい人 |
| ミディアム | 結べて乾かす負担も比較的少ない | 肩に当たるとはねやすい | 育児中の実用性を重視する人 |
| ロング | 結ぶだけでまとまり、行事のアレンジもしやすい | 洗髪とドライヤーに時間がかかる | 美容院へ長期間行けない人 |
私が特に現実的だと感じるのは、横の髪まで一つに結べるミディアムです。
ショートは乾かす時間を減らせますが、寝癖やくせを直す必要がある髪質では、毎朝のセット時間が増えることがあります。ロングは結びやすい反面、入浴後のドライヤーが負担になりがちです。
その中間にあたるミディアムは、「結べる」「乾かしやすい」「伸びても形が崩れにくい」という3つの条件を比較的満たしやすい髪型です。
ただし、すでにショートを長年続けている人が、出産前だからと無理に伸ばす必要はありません。慣れている髪型は、手入れの手順が分かっているという大きな強みがあります。
出産前の美容院はいつ行くのがいい?
出産前の美容院は、一般的に妊娠8〜9カ月ごろを目安に、体調が安定している日に行くと予定を立てやすくなります。
ただし、妊娠経過や体調には個人差があります。週数だけで判断せず、かかりつけ医から安静を指示されていないか、長時間座っていても問題がないかを確認してください。
GOO.Nの体験談では、妊娠9カ月のときに美容院へ行った人が、シャンプー時にお腹が苦しくなり、カラー中に何度もトイレへ行きたくなったと話しています。
KIDSNA STYLEでは、体の負担を考えて臨月前に美容院へ行った人がいる一方、産後にしばらく行けないことを考えて、臨月に入ってから出産直前に切った人も紹介されています。
臨月に美容院へ行く場合は、次の点を予約時に伝えておきましょう。
- 妊娠中であること
- 現在の妊娠週数
- 長時間同じ姿勢がつらい可能性
- トイレ休憩を取りたいこと
- シャンプー台の体勢に不安があること
- 施術時間をできるだけ短くしたいこと
カットだけなら比較的短時間で終わりますが、カラー、パーマ、縮毛矯正を組み合わせると数時間かかる場合があります。
出産直前に大きく髪型を変えるより、妊娠中期から後期の体調がよい日に一度整え、必要であれば出産前に短時間のカットを追加する方法もあります。
出産前の髪型で後悔しやすいポイントは?
出産前の髪型選びでよくある後悔は、「短くしすぎたこと」だけではありません。
むしろ、実際には次のような問題が起こりやすいと考えられます。
結べない長さにしてしまう
あご下から肩上の中途半端な長さは、授乳中に髪が顔へ落ちても、ゴムでまとめられないことがあります。
ピンやカチューシャを使えば対応できますが、毎回留めること自体を面倒に感じる人もいます。
短くする場合は完全なショートにするか、横の髪まで結べる長さを残すか、どちらかに寄せた方が扱いやすいでしょう。
くせ毛なのに短くしすぎる
くせ毛は、髪が長いと重さで落ち着いていても、短くすると広がる場合があります。
出産前にショートボブへ変えた結果、はねやうねりが目立ち、毎朝アイロンが必要になっては本末転倒です。
美容師には、髪を洗って自然に乾かしたときの状態や、普段のセット方法まで説明しましょう。
量を減らしすぎる
乾かす時間を短縮したいからと毛量を減らしすぎると、短い毛が結び目から落ちたり、表面が広がったりすることがあります。
特に、産後は髪を結んで過ごす時間が増えやすいため、すいた後に一つ結びができるかを確認することが大切です。
前髪を短く作りすぎる
前髪は顔の印象を変えやすい一方、一定の長さを保つには定期的なカットが必要です。
産後に美容院へ行けず、自分で切るのも苦手な場合は、目にかかって邪魔になる可能性があります。
前髪を作るなら、伸びても横へ流せる形にするか、耳にかけられる長さを残すと管理しやすくなります。
お宮参りだけを基準に決める
お宮参りで着物を着るため、アップにできる長さを残したいと考える人もいます。
実際にGOO.Nの体験談では、お宮参りで髪を結うために長さを残し、行事の翌日に短く切った人がいました。
ただし、お宮参りは一日の行事であり、その前後には毎日の授乳やお風呂があります。写真撮影の日だけ美容院でセットしてもらう方法もあるため、数カ月間の育児のしやすさとのバランスを考えましょう。
出産前にカラーやパーマをするときの注意点
出産前にカラーやパーマをするかどうかは、髪の状態だけでなく、施術時間や体調も含めて判断する必要があります。
妊娠中は、においに敏感になったり、長時間座ることがつらくなったりすることがあります。体調が悪い日は無理をせず、予約を変更することも大切です。
カラーは伸びても目立ちにくい色を選ぶ
産後にすぐ美容院へ行けない可能性があるなら、普段より暗めの色や、根元との差が目立ちにくい色が管理しやすいでしょう。
KIDSNA STYLEでも、次の美容院まで期間が空くことを考え、臨月前に短めのカットと暗めのカラーを選んだママが紹介されています。
一方、GOO.Nの体験談には、しばらく染められないと考えて出産前に黒染めした人もいました。ただし、黒染めはその後明るくしたいときに影響することがあるため、将来のカラー予定も美容師へ伝えて相談する方が安心です。
パーマは手入れ方法まで確認する
パーマは、スタイリング剤をつけるだけで外出できて楽だったという体験談があります。
その一方で、きれいなウェーブを出すために乾かし方やスタイリング剤が必要になり、結局手間がかかったという声もあります。
パーマを選ぶ場合は、濡らしてセットする必要があるのか、乾かすだけで形になるのか、結んでも不自然にならないのかを確認しましょう。
長時間の施術は分けることも考える
カット、カラー、パーマ、縮毛矯正を一度に行うと、施術が長時間になる場合があります。
妊娠後期はトイレが近くなったり、お腹が張ったり、同じ姿勢で腰が痛くなったりすることもあります。
一日ですべて終わらせることにこだわらず、カットとカラーを別日に分ける選択肢も検討しましょう。
入院中にあると便利なヘアアイテム
髪型を整えて出産を迎えても、入院中に寝癖がついたり、前髪が邪魔になったりすることがあります。
KIDSNA STYLEでは、入院中にヘアアイロンなどの熱を使う製品が使えず、ヘアゴムやカチューシャでまとめたという体験談が紹介されています。
入院バッグには、次のようなアイテムを入れておくと便利です。
- 跡がつきにくいヘアゴム
- 太めの柔らかいヘアゴム
- 前髪を留めるピン
- カチューシャやヘアバンド
- 小さめのブラシやくし
- 必要に応じて寝癖を整えるシート
病院によってはドライヤーやヘアアイロンの使用ルールが異なります。持ち込み可能か、病院の案内で事前に確認しておきましょう。
装飾が大きいピンや硬いヘアアクセサリーは、横になったときに頭へ当たることがあります。入院中は見た目よりも、安全性と使いやすさを優先した方が快適です。
私の体験から感じる出産前の髪型選び
私自身、子どもが生まれてからは、自分の髪にかけられる時間が日によって大きく変わりました。
ゆっくり髪を洗える日があっても、子どもが泣けばドライヤーを途中で止めることがあります。朝も、自分の寝癖を直すより、子どもの着替えや食事の準備を先にすることが増えました。
その経験から、出産前の髪型は「美容院できれいに仕上がった瞬間」ではなく、寝起きで何もしていない状態から何分で整えられるかを基準に選ぶのが大切だと感じます。
美容院ではきれいに内巻きになっていても、自宅で同じように乾かせるとは限りません。普段からブローやアイロンを使わない人が、産後だけ毎朝セットを続けるのは現実的ではないでしょう。
反対に、長年ショートで、自分の髪の生えぐせや乾かし方を理解している人なら、ショートの方が圧倒的に楽な場合があります。
髪型の名前だけで「ショートが正解」「ロングは大変」と決めるのではなく、自分が日常的に再現できるかを考えることが、後悔を防ぐ最大のポイントです。
出産前の髪型を決めるときの考察
先輩ママの体験談を見ると、同じショートやボブでも「楽だった」という人と「失敗した」という人がいます。
この違いは、髪型そのものよりも、髪質、毛量、くせの強さ、セットへの慣れ、美容院へ通える環境によって生まれていると考えられます。
たとえば、短い髪は乾かしやすいものの、形を保つには定期的なカットが必要です。赤ちゃんを家族に預けられる人なら大きな問題にならなくても、預け先がなく数カ月美容院へ行けない人には負担になります。
一方、ロングは美容院へ行く頻度を減らしやすく、結べば顔まわりもすっきりします。ただし、毎晩のドライヤー時間は長くなり、髪が濡れたまま赤ちゃんのお世話をする状況も起こり得ます。
私見では、出産前の髪型選びで重要なのは、次の美容院へ行く時期を先に想定することです。
産後1〜2カ月で家族に赤ちゃんを預けてカットへ行けるなら、形を維持する必要があるショートやボブも選びやすくなります。
反対に、半年近く美容院へ行けない可能性があるなら、伸びても結べるミディアムやロングの方が安定します。
また、お宮参りの写真を重視する場合でも、毎日の手入れが大変な髪型を数カ月維持する必要はありません。行事当日だけ美容院でセットを依頼する方法もあります。
髪型に生活を合わせるのではなく、出産後の生活に髪型を合わせる視点が必要です。
今後の育児を具体的に想像し、「誰が赤ちゃんを見てくれるか」「入浴後に何分使えるか」「普段どの程度セットするか」まで考えると、自分に合った答えが見つかりやすくなります。
まとめ
出産前の髪型は、短ければ短いほど楽になるとは限りません。
ショートは乾かしやすい反面、寝癖や伸びかけの手入れが必要です。ロングは結びやすく美容院へ行けない期間にも対応しやすい一方、洗髪とドライヤーに時間がかかります。
迷った場合は、肩前後の長さを残し、顔まわりの髪まで一つに結べるミディアムや長めボブが現実的です。
美容院では「産後しばらく通えない」「授乳中に髪が落ちないようにしたい」「乾かす時間を短くしたい」と、生活上の希望を具体的に伝えましょう。
見た目の好みだけでなく、髪質、出産時期、お宮参りの予定、産後のサポート環境まで含めて考えることが、育児しやすく後悔しない髪型選びにつながります。
よくある質問
出産前はショートとロングのどちらがおすすめですか?
髪質と手入れの習慣によって異なります。短い髪のセットに慣れている人はショート、産後に美容院へ行きにくい人や結んで過ごしたい人はミディアムからロングが向いています。
出産前の美容院は妊娠何カ月ごろがよいですか?
妊娠8〜9カ月ごろを目安に、体調が安定している日に行く方法があります。ただし妊娠経過には個人差があるため、無理をせず、長時間の施術が心配な場合は医師や美容院へ相談してください。
出産前に前髪を作ると後悔しますか?
前髪を自分で整えられる人や、産後も早めに美容院へ行ける人なら問題ありません。頻繁なカットが難しい場合は、耳にかけたりピンで留めたりできる長さを残す方が管理しやすいでしょう。


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