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離乳食の味付けはいつから?調味料を始める目安と注意点

薄味の離乳食と少量の調味料を並べて味付けの目安を確認する親子 育児

離乳食の味付けは、初期の生後5〜6か月頃には必要なく、中期の生後7〜8か月頃から風味づけ程度に始めるのが目安です。

赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと、「味が薄すぎるのかな」「しょうゆやみそはいつから使えるの?」と気になりますよね。

ただし、離乳食の目的は大人がおいしいと感じる味に近づけることではありません。素材の味や舌ざわりに慣れ、食べる力を育てることが大切です。

離乳食の味付けはいつから始める?

離乳食の味付けは、生後7〜8か月頃の離乳中期から、必要に応じて少量ずつ始めるのが一般的な目安です。

厚生労働省が2007年3月14日に策定した「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳開始頃には調味料は必要ないとされています。

離乳の進行に応じて食塩や砂糖などを使用する場合も、それぞれの食品が持つ味を生かし、薄味で調理することが示されています。

交野市が2026年4月1日に更新した離乳食情報でも、次のように案内されています。

  • 生後5〜6か月頃:味付けは不要
  • 生後7〜8か月頃:しょうゆ、砂糖、食塩、みそなどを風味づけ程度に使用できる
  • 生後9〜11か月頃:だしや素材の味を中心に、調味料は少量にする
  • 1歳〜1歳6か月頃:大人の約3分の1の薄味を目安にする

ただし、月齢を迎えたら必ず調味料を使わなければならないわけではありません。

赤ちゃんが素材の味で食べているなら、無理に味付けを始める必要はないのです。

私も子どもの離乳食を作っていた頃は、「何も味を付けなくて本当においしいのかな」と気になったことがありました。

しかし、かぼちゃやにんじん、さつまいもなどは食材そのものに甘みがあります。大人が味見すると物足りなく感じても、赤ちゃんにとっては十分に味のある食事なのだと考えると、焦らず進めやすくなりました。

離乳食初期の生後5〜6か月頃は味付け不要

離乳食初期は、なめらかにすりつぶした食べ物を飲み込む練習をする時期です。

厚生労働省のガイドでは、離乳食の開始時期は生後5〜6か月頃が適当とされています。

開始の目安には、次のような発達が挙げられています。

  • 首がしっかりすわっている
  • 支えると座れる
  • 食べ物に興味を示す
  • スプーンを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

この時期は、つぶしがゆなどを1日1回、1さじから始めます。

食事から多くの栄養を取ることよりも、食べ物を飲み込むことや、舌ざわり、素材の味に慣れることが主な目的です。

おかゆに慣れたら、じゃがいも、野菜、果物、豆腐、白身魚などへ、少しずつ食品の種類を広げていきます。

調味料を使わなくても、野菜の甘みや米の風味、魚や豆腐の味を経験できます。

むしろ、最初から調味料を加えてしまうと、素材本来の味を感じる機会が少なくなる可能性があります。

離乳食中期の生後7〜8か月頃から少量を検討

離乳食を始めて1か月ほどたち、1日2回食へ進む生後7〜8か月頃になると、調味料を少量使えるようになります。

ただし、この段階でも「しっかり味を付ける」のではなく、香りや風味をわずかに加える程度が基本です。

交野市の案内では、8か月頃からしょうゆ、砂糖、食塩、みそなどを使えるとされていますが、だしや素材の味を生かせば、ほとんど必要ないとも説明されています。

小児科医の吉澤和子医師が執筆した解説では、離乳中期以降にしょうゆを使う場合、1食当たり0.1〜0.3グラム程度に抑える目安が示されています。

具体例としては、みそなら耳かき1さじ、しょうゆなら2滴ほどです。

ただし、家庭用のスプーンや容器によって一滴の量は異なります。毎回厳密に計量するというより、「入れすぎを防ぐための少量の目安」と考えましょう。

味付けをしても大人が食べて「味がほとんど分からない」と感じるくらいで十分です。

離乳食後期の生後9〜11か月頃も薄味を続ける

生後9か月頃からは、離乳食を1日3回にし、歯ぐきでつぶせる固さへ進めていく時期です。

使える食品や調理法が増え、しょうゆ、みそ、砂糖のほか、ケチャップやマヨネーズなどを使う献立も見かけるようになります。

しかし、使えることと、積極的に使うべきことは同じではありません。

交野市では、だし汁を中心に、食品が持つ味を生かしながら、味付けは風味づけ程度にすることを勧めています。

吉澤医師の解説では、離乳後期にケチャップやバターなどを使う場合も、味の濃さを大人の3分の1から5分の1程度に抑えることが推奨されています。

離乳後期は食べられる量が増えるため、1回の味付けが薄くても、1日3食を通じた塩分や糖分の摂取量には注意が必要です。

朝食、昼食、夕食のすべてに調味料を使うのではなく、素材だけで食べられる料理も組み合わせると調整しやすくなります。

離乳完了期の1歳〜1歳6か月頃は大人の3分の1程度

離乳完了期は、形のある食べ物をかみつぶせるようになり、必要なエネルギーや栄養素の大部分を母乳や育児用ミルク以外から取れるようになる時期です。

厚生労働省のガイドでは、離乳の完了時期を生後12〜18か月頃としています。

この頃は1日3回の食事に加え、必要に応じて1日1〜2回の間食を取るようになります。

味付けの目安は、大人の3分の1程度の薄味です。

ただし、「大人の料理を3分の1の量だけ食べさせればよい」という意味ではありません。

大人用にしっかり味付けした煮物や炒め物は、少量でも赤ちゃんには塩分が多い可能性があります。

調味前に取り分け、赤ちゃんの分だけ薄く味付けする方法が安全で現実的です。

離乳食で使える調味料の時期と目安

離乳食に使う調味料は、一度に何種類も増やす必要はありません。

まずはだしや食材の組み合わせを工夫し、それでも食べにくそうなときに、ごく少量の調味料を試してみましょう。

調味料 使い始める目安 使い方のポイント
だし 生後5〜6か月頃から 昆布やかつおなどを薄く取り、食材の風味を補う
しょうゆ 生後7〜8か月頃から 1〜2滴ほどから始め、香りづけ程度にする
みそ 生後7〜8か月頃から ごく少量をだしで薄め、汁物全体を濃くしない
食塩 生後7〜8か月頃から 基本的には不要。使う場合もごく少量にする
砂糖 積極的には不要 使用するなら後期以降に少量。甘い食材も活用する
バター 生後9か月頃から 無塩タイプを選び、風味づけ程度に使う
ケチャップ 生後9か月頃から 塩分や糖分を確認し、薄めるか少量だけ使う
マヨネーズ 生後9か月頃から慎重に 加熱済み卵を食べられることを確認し、少量にする

月齢はあくまで目安です。

離乳食の進み方、食べられる固さ、これまでに試した食材、アレルギーの状況などによって、適切な時期は変わります。

初めて使う調味料も、新しい食品と同じように、体調のよい日の少量から試すと安心です。

だしは初期から使えるが濃くする必要はない

離乳食初期に食べ進みが悪いときは、食塩やしょうゆより先にだしを試す方法があります。

だしに含まれるうま味によって、食材を食べやすく感じる場合があるためです。

使いやすいだしには次のようなものがあります。

  • 昆布だし
  • かつおだし
  • 野菜だし
  • 鶏肉や魚から出た煮汁

ただし、市販の顆粒だしには食塩や調味料が含まれている商品があります。

離乳食用の商品を選ぶか、原材料表示と食塩相当量を確認しましょう。

大人用の濃いだしをそのまま使うのではなく、薄めて香りを感じる程度にすることがポイントです。

しょうゆやみそは風味づけ程度にする

しょうゆやみそは、少量でも香りが付きやすいため、離乳食の風味を変えたいときに使いやすい調味料です。

しょうゆは鍋や器に直接注ぐと入りすぎやすいため、別の小皿に少量出し、箸先やスプーンの先で加えると調整しやすくなります。

みそ汁を取り分ける場合は、大人用のみそを入れる前に具材とだしを取り出す方法が基本です。

赤ちゃん用には、ごく少量のみそを溶かすか、素材とだしだけで仕上げても構いません。

しょうゆやみそには大豆や小麦が含まれる商品があります。

初めて与える際は原材料を確認し、体調の変化がないか様子を見ましょう。

砂糖は無理に使わなくてもよい

砂糖は、離乳食に必須の調味料ではありません。

吉澤医師の解説でも、虫歯や味覚形成への影響を考え、基本的には離乳食に使わなくてもよい調味料とされています。

甘みを加えたい場合は、次のような食材を活用できます。

  • かぼちゃ
  • さつまいも
  • にんじん
  • 玉ねぎ
  • バナナ
  • りんご

離乳後期から砂糖を使用する場合、同解説では1回の食事につき小さじ4分の1程度までが目安として挙げられています。

ただし、これは毎食使うことを勧める量ではありません。

煮物の酸味を和らげるなど、調理上必要な場合に少量使う程度と考えるのがよいでしょう。

ケチャップやマヨネーズは原材料にも注意する

ケチャップやマヨネーズは、離乳後期になると少量使える場合があります。

ただし、塩分や糖分、脂質が多くなりやすいため、しょうゆ以上に量を抑える必要があります。

ケチャップは、トマトそのものやトマトペーストで代用すると、味を濃くせずに風味を出せます。

マヨネーズは卵を使用している商品が多いため、加熱した卵を問題なく食べられることを確認してからにしましょう。

商品によって原材料や含まれるアレルゲンは異なります。使用前に必ず表示を確認することが大切です。

離乳食を薄味にするのはなぜ?

離乳食を薄味にする理由は、単に「赤ちゃんだから味を薄くする」というだけではありません。

素材の味を知り、健康的な食習慣の基礎を作る大切な時期だからです。

厚生労働省のガイドでも、離乳期に健康的な食習慣の基礎を培うことが重要とされています。

素材の味を経験する時期だから

赤ちゃんは、離乳食を通じてさまざまな味や香り、食感を経験していきます。

小児科医の吉澤医師は、乳児の舌には味覚に関係する味蕾が多く、味覚を形成する時期には素材の味を楽しむことが大切だと説明しています。

最初から濃い味に慣れると、薄味の食材を物足りなく感じる可能性があります。

一方で、調味料をまったく敵視する必要もありません。

食べ慣れた食材に少し香りを加えることで、食事の幅が広がる場合もあります。

大切なのは、「味付けするか、しないか」の二択ではなく、赤ちゃんの様子に合わせて必要最小限に使うことです。

塩分や糖分の取りすぎを避けるため

加工食品や調味料には、目に見えにくい塩分や糖分が含まれています。

しょうゆを数滴使っただけでも、うどん、パン、チーズ、ベビーフードなど、ほかの食品にも塩分が含まれていれば、食事全体では多くなる可能性があります。

そのため、調味料だけを見るのではなく、献立全体で考える必要があります。

例えば、うどんを使う日は汁や味付けを薄くし、パンやチーズを使う日はほかの料理を素材中心にするなど、組み合わせで調整します。

吉澤医師は、市販のゆでうどんや乾麺には塩分が含まれるため、初めてのうどんにはベビー用の無塩うどんを選ぶことを勧めています。

一般的なうどんを使用する場合は、よくゆでて湯を替えたり、水で洗ったりして塩分を減らす工夫も必要です。

消化機能が発達途中だから

赤ちゃんの消化機能は発達途中です。

吉澤医師の解説では、濃い味付けは消化の負担になるとされています。

特にバターやマヨネーズなどの脂質が多い調味料は、使い始めの時期だけでなく量にも注意しなければなりません。

油脂類についても、厚生労働省のガイドでは少量の使用とされています。

香りや口当たりをよくする目的で少量を使うことはできますが、大人と同じ感覚で炒め油やバターを使わないようにしましょう。

離乳食の味付けで注意したいこと

離乳食に調味料を使う場合は、月齢だけでなく、安全性や食事全体のバランスにも注意が必要です。

特に、はちみつや黒糖、市販食品の塩分、アレルギーについては、使い始める前に確認しておきましょう。

はちみつは満1歳まで使わない

厚生労働省のガイドでは、乳児ボツリヌス症を予防するため、はちみつは満1歳まで使わないよう明記されています。

料理やお菓子に混ぜて加熱した場合でも、1歳未満の赤ちゃんには与えません。

パン、シリアル、飲料、菓子類などに含まれていることもあるため、市販品は原材料表示を確認しましょう。

吉澤医師の解説では、黒糖にもボツリヌス菌が含まれている可能性があるため、1歳未満には使わないよう注意されています。

「白砂糖より自然な甘味料だから安心」と判断せず、黒糖や黒砂糖を含む商品も避ける必要があります。

家族の食事は調味前に取り分ける

離乳食を毎回別に作るのは負担が大きいため、家族の食事から取り分ける方法が便利です。

厚生労働省のガイドでも、1日2回食に進む頃には、家族の食事から調味する前のものを取り分けたり、薄味のものを取り入れたりする方法が示されています。

例えば、みそ汁なら、だしで具材をやわらかく煮た段階で赤ちゃんの分を取り出します。

煮物やカレーも、調味料やルウを入れる前に肉や野菜を取り分ければ、離乳食に活用できます。

すでに味付けした料理を水で薄めるだけでは、塩分や糖分の総量が十分に減らないことがあります。

最初から薄く作るか、調味前に取り分けるほうが調整しやすいでしょう。

私も取り分けを意識するようになってから、離乳食を別鍋で一から作る回数が減り、負担が軽くなりました。

大人の料理を作る途中で小さく切った食材を取り出し、だしやお湯でのばすだけでも一品になります。

初めて使う調味料は少量ずつ試す

しょうゆ、みそ、バター、マヨネーズなどには、大豆、小麦、乳、卵といったアレルゲンが含まれることがあります。

初めての調味料は、体調のよい日に少量から試しましょう。

交野市では、初めての食品は1日1種類、1さじから始め、小児科を受診できる時間帯に与えるよう案内しています。

これは調味料でも同じように考えられます。

新しい食材と新しい調味料を同じ日に複数試すと、体調に変化があった場合に原因を判断しにくくなります。

使用後に発疹、繰り返す嘔吐、せき、呼吸の異常、顔や唇の腫れなどが見られた場合は、症状に応じて速やかに医療機関へ相談してください。

ベビーフードも味付けを確認する

ベビーフードは、忙しい日や外出時、災害時にも役立ちます。

厚生労働省の資料によると、「よく使用した」「時々使用した」と回答した人の合計は、昭和60年の48.2%から、平成7年には66.0%、平成17年には75.8%へ増加しています。

家庭で一から作ることだけが正解ではなく、市販品を適切に利用することも現実的な選択肢です。

ただし、同じ月齢向けの商品でも、味付けや原材料、食材の大きさは異なります。

購入時には次の点を確認しましょう。

  • 対象月齢
  • 原材料
  • アレルゲン表示
  • 食塩相当量
  • 固さや具材の大きさ
  • 開封後の保存方法

交野市では、月齢に合った固さや形状を選び、与える前に大人が食べて確認することを勧めています。

開封後は早めに与え、赤ちゃんが口を付けた食べ残しは再利用しないようにしましょう。

離乳食を食べないときは味付けを濃くするべき?

離乳食を食べないからといって、すぐに味を濃くする必要はありません。

赤ちゃんが食べない理由は、味だけではないからです。

考えられる理由には次のようなものがあります。

  • 食材の固さや大きさが発達に合っていない
  • 眠い、疲れている、体調がよくない
  • 授乳直後でおなかが空いていない
  • 食事時間が長くなり飽きている
  • 初めての味や舌ざわりに戸惑っている
  • その食材を食べる気分ではない

厚生労働省のガイドでは、離乳食は乳児の食欲、摂食行動、成長や発達、家庭の食習慣などを考慮し、個々に合わせて進めることが重要とされています。

子どもにはそれぞれ個性があるため、画一的に進めず、嫌がるときには強制しないことも大切です。

食べないときは、調味料を増やす前に、固さ、温度、食事時間、姿勢、空腹の程度などを確認してみましょう。

いつもの野菜にだしを少し加える、食材の組み合わせを変える、食べ慣れたおかゆに混ぜるといった方法もあります。

また、1回の食事量だけで一喜一憂する必要はありません。

厚生労働省のガイドでは、食事量が適切かどうかは、身長や体重を成長曲線に記録し、成長の経過で評価するとされています。

食べる量が少なくても、成長曲線に沿って身長や体重が増えているなら、その子なりのペースで進んでいる可能性があります。

一方で、体重が増えず成長曲線から外れていく場合や、急激な体重増加がある場合は、医師に相談することが勧められています。

離乳食の味付けについて私が考える大切なポイント

私が離乳食の味付けで最も大切だと考えるのは、月齢表を守ることよりも、赤ちゃんの食べる力と家庭の負担の両方を見ることです。

「7か月になったからしょうゆを使わなければならない」「1歳になったから大人と同じ料理を食べられる」と、月齢だけで判断する必要はありません。

反対に、薄味にこだわりすぎて、親が毎食疲れ切ってしまうのも望ましい状態とはいえません。

だしを使う、調味前に取り分ける、月齢に合ったベビーフードを活用するなど、無理なく続けられる方法を選ぶことが重要です。

厚生労働省の平成17年度乳幼児栄養調査では、離乳食で「食べる適量がわからない」と回答した人が46.4%に上りました。

「乳汁と離乳食のバランスがわからない」は16.3%、「食べさせてよいものがわからない」は15.6%、「離乳の進め方がわからない」は14.9%でした。

離乳食に迷うこと自体は珍しいことではありません。

数字から見ても、多くの保護者が量や進め方、食材選びに不安を抱えていることが分かります。

また、1歳を超えた子どもの食事についても、「遊び食い」が45.4%、「偏食」が34.0%、「むら食い」が29.2%と、多くの家庭が悩みを抱えていました。

味付けを工夫すればすべて解決するわけではなく、食べ方の発達や子どもの個性も大きく関係しています。

個人的には、「食べない=味が薄い」と決めつけないことが大切だと感じます。

食感や温度を変えただけで食べることもあれば、翌日には同じ料理を食べることもあります。

離乳食は、栄養を取らせる作業だけではありません。

いろいろな食品の味や舌ざわりを経験し、家族と食卓を囲み、自分で食べる楽しさを知る過程でもあります。

薄味という原則を守りつつ、赤ちゃんの反応を見ながら少しずつ食の世界を広げることが、将来の食習慣につながると考えられます。

まとめ

離乳食の味付けは、生後5〜6か月頃の初期には必要ありません。

生後7〜8か月頃の中期から、しょうゆやみそ、砂糖、食塩などを使えるようになりますが、味付けではなく風味づけ程度にとどめることが基本です。

生後9〜11か月頃も、だしと素材の味を中心にし、調味料は少量にします。1歳〜1歳6か月頃の離乳完了期でも、大人の3分の1程度の薄味を目安にしましょう。

月齢はあくまで目安であり、素材の味で食べられているなら、調味料を急いで始める必要はありません。

はちみつや黒糖は1歳未満には与えず、市販食品やベビーフードについても、原材料や食塩相当量を確認することが大切です。

赤ちゃんが食べないときは、味を濃くする前に、固さ、温度、空腹の程度、食事時間、体調などを見直してみましょう。

よくある質問

離乳食にしょうゆはいつから使えますか?

しょうゆは、生後7〜8か月頃の離乳中期から少量使えます。

最初は1〜2滴ほどを目安にし、味を付けるというより香りを加える程度にしましょう。大豆や小麦が含まれることがあるため、原材料表示の確認も必要です。

離乳食にみそはいつから使えますか?

みそも、生後7〜8か月頃から少量使用できます。

だしで十分に薄め、耳かき1さじほどのごく少量から試します。大人用のみそ汁をそのまま与えるのではなく、みそを入れる前に取り分けましょう。

離乳食を食べない場合は味付けしたほうがよいですか?

食べない原因が味とは限らないため、すぐに調味料を増やす必要はありません。

まずは固さ、大きさ、温度、食事の時間、空腹の程度を確認し、必要なら薄いだしで風味を変えてみましょう。食べる量や体重増加が気になる場合は、小児科医や管理栄養士、自治体の乳幼児相談窓口へ相談してください。

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