赤ちゃんの日焼け止めは、対象月齢・SPFとPA・落とし方・塗りやすさを比較し、外出時間や肌の状態に合うものを選ぶことが大切です。
2026年は、ママ&キッズ UVケアシリーズとアロベビー UVケアシリーズが高く評価されており、日常用では高SPFだけでなく、親子が無理なく使い続けられるかが重要な選定ポイントになります。
ベビー用日焼け止めの人気ランキング2026|おすすめ6商品を比較
2026年におすすめしたいベビー用日焼け止めは、次の6商品です。
ランキングは、2,656人のママを対象に実施された「ベビーカレンダーアワード2026」の結果と、2026年7月時点で確認できるメーカー公式情報をもとに作成しました。
ベビーカレンダーアワード2026で公式に順位が示されているのは、1位のママ&キッズ UVケアシリーズと、2位のアロベビー UVケアシリーズです。
3位以下は、SPF・PA、対象年齢、落とし方、耐水性、形状、価格帯、日常での使いやすさを比較した独自順位です。
| 順位 | 商品・シリーズ | 対象年齢の目安 | SPF・PA | 落とし方 | 耐水性・特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ママ&キッズ UVライトベール | 新生児から | SPF23・PA++ | お湯または低刺激洗浄料 | 日常向けの乳液タイプ |
| 2位 | アロベビー オールインワンUVミルク | 新生児から | SPF28・PA+++ | お湯 | UV・アウトドア・保湿をまとめやすい |
| 3位 | アトピタ 保湿UVクリーム29 | 赤ちゃんから使用できるベビー向け商品 | SPF29・PA+++ | 石けん等の洗浄料を使用 | 保湿を考えたクリームタイプ |
| 4位 | ママフィ UVスキンケアミルク | 赤ちゃん・子ども向け | SPF20・PA++ | 洗浄料 | 軽いつけ心地の日常用 |
| 5位 | ファンケル ベビーサンガード | 乳幼児向け | SPF25・PA++ | ぬるま湯 | 紫外線吸収剤不使用 |
| 6位 | 紫外線予報 さらさらUVスティックF | 1歳から | SPF50+・PA++++ | 石けん | UV耐水性★★、塗り直し向け |
対象年齢や落とし方は、同じブランドでも商品によって異なります。
特にママ&キッズとアロベビーは複数のUV商品を展開しているため、シリーズ名だけで判断せず、購入する商品の表示を確認してください。
また、日焼け止めの処方、価格、内容量、パッケージ、販売状況は変更されることがあります。購入前には、最新のメーカー公式情報と商品のパッケージ表示を確認しましょう。
1位:ママ&キッズ UVケアシリーズ
1位は、ナチュラルサイエンスの「ママ&キッズ UVケアシリーズ」です。
ベビーカレンダーアワード2026のベビー用日焼け止め部門で1位となり、3年連続で選ばれました。
同シリーズは、月齢、使用する部位、外出場面に合わせて選べる5種類を展開しています。
- UVライトミスト
- UVライトベール
- サンスクリーンミルク
- サンスクリーンクリーム
- パーフェクトサンスクリーン
受賞発表では、敏感肌でも使いやすいこと、低刺激洗浄料で落とせること、子どもが動いていても塗りやすいことなどが評価されたと説明されています。
日常使いの代表的な商品である「UVライトベール」は、SPF23・PA++の乳液タイプです。
公式サイトでは、新生児から使用でき、お湯でも落とせる商品として案内されています。
短時間の散歩、保育園への送迎、買い物など、普段の外出に使いやすい数値と形状です。
一方、汗をかく外遊びや水遊びには、ウォータープルーフ処方の「サンスクリーンミルク」など、場面に合う別商品を選ぶ方法があります。
サンスクリーンミルクは生後1カ月から使用でき、洗浄料で落とせると公式サイトで案内されています。
1位にした理由は、シリーズ内で用途を分けやすく、日常用から外遊び用まで選択肢がそろっているからです。
赤ちゃんの日焼け止めは、数値が高ければ高いほど優れているわけではありません。
伸ばしにくい、白浮きしやすい、落としにくいといった負担があると、親が塗ること自体を避けるようになり、結果的に紫外線対策を続けにくくなります。
ママ&キッズは、UVカット性能だけでなく、塗る場面と落とす場面まで考えて商品を選べる点が強みです。
デメリットは、ドラッグストアで購入できる商品と比べて価格が高めなことです。
毎日、顔だけでなく腕や脚まで広く使うと減りやすいため、価格を優先する家庭には負担になる可能性があります。
それでも、日常用とレジャー用を同じブランドで分けたい家庭や、落としやすさを重視する家庭には、有力な候補になるでしょう。
2位:アロベビー UVケアシリーズ
2位は、SOLIAが展開する「アロベビー UVケアシリーズ」です。
ベビーカレンダーアワード2026では、ママ&キッズに続く2位となりました。
代表的な「アロベビー オールインワンUVミルク」は、SPF28・PA+++で、新生児から使用できると案内されています。
日焼け止め、アウトドア対策、保湿の3役をまとめたミルクタイプで、使用後はお湯で洗い流せます。
UVカット数値は、短時間の散歩だけでなく、公園や屋外である程度過ごす日にも検討しやすい水準です。
また、アロベビーにはミストタイプやウォータープルーフタイプもあり、外出場面によって選べます。
例えば、UVアウトドアミストはSPF38・PA+++で、新生児から使用できると案内されています。ただし、顔へ使う場合は直接噴射せず、いったん大人の手に取ってから塗る必要があります。
私も子どもと出かける前は、着替え、帽子、水筒、タオル、飲み物、忘れ物の確認が重なり、予定より出発が遅れることがあります。
そのような朝には、複数のケアを1本にまとめられる商品は、単に時短になるだけではありません。
準備する物や工程を減らし、日焼け止めの塗り忘れを防ぎやすくするという現実的なメリットがあります。
2位にした理由は、塗る工程を減らしやすく、新生児から家族で使いやすいからです。
一方で、天然由来成分を中心にした商品であっても、すべての赤ちゃんに刺激やアレルギー反応が起こらないわけではありません。
また、香りのある商品は、親には好ましくても、子どもが嫌がる可能性があります。
初めて使うときは、腕や脚の狭い範囲で試し、赤み、かゆみ、腫れなどが出ないか確認してから使用範囲を広げましょう。
3位:アトピタ 保湿UVクリーム29
3位は、丹平製薬の「アトピタ 保湿UVクリーム29」です。
SPF29・PA+++で、内容量は30gです。
公式サイトでは、紫外線吸収剤を使用していないノンケミカルタイプとして案内されており、保湿成分としてラノリン脂肪酸コレステリル、ヨモギ葉エキス、スクワランなどが配合されています。
日常の散歩から、ある程度日差しのある日の外出まで使いやすい数値です。
クリームタイプなので、頬、鼻、耳、首など、狭い部分へ塗った場所を確認しながら伸ばしやすい点もメリットです。
ミストのように周囲へ飛び散りにくく、目や口の近くを避けながら、必要な場所へ少しずつ塗れます。
3位にした理由は、SPF29・PA+++という日常で使いやすい数値と、1,000円前後で検討しやすい価格帯のバランスです。
ママ&キッズやアロベビーより価格を抑えつつ、ベビー向けブランドから選びたい家庭に向いています。
一方、クリームは乳液やローションよりも、広い範囲へ素早く伸ばしにくい場合があります。
動き回る子どもの腕や脚へ短時間で塗る場合は、親が負担を感じるかもしれません。
顔や首にはアトピタのクリーム、腕や脚には伸びやすいミルクというように、部位によって使い分ける方法も現実的です。
なお、「保湿UVクリーム」という商品名でも、普段の保湿剤と同じ役割をすべて担うわけではありません。
乾燥しやすい赤ちゃんには、普段の保湿ケアを行ったうえで、外出前に日焼け止めを重ねる方法を検討しましょう。
4位:ママフィ UVスキンケアミルク
4位は「ママフィ UVスキンケアミルク」です。
公式サイトでは、SPF20・PA++の60gタイプが販売されています。
UVカットパウダーを直接肌に触れにくくするようコーティングし、白浮きしにくい軽いつけ心地を特徴とした乳液タイプです。
ママフィにはSPF20・PA++とSPF40・PA+++の商品があり、外出場面に応じて選べます。
短時間の散歩、買い物、保育園への送迎を中心に使うなら、SPF20・PA++が候補になります。
公園、旅行、屋外イベントなど、日差しの下で過ごす時間が長い日は、SPF40・PA+++の商品や、耐水性を備えた別商品も比較しましょう。
4位にした理由は、日常用と日差しの強い日用を同じシリーズで選び分けられ、価格も比較的取り入れやすいからです。
赤ちゃん用の日焼け止めを初めて選ぶとき、高いSPFだけを基準にすると、白浮きやきしみ、落としにくさが気になり、使用をやめてしまうことがあります。
特に毎日の送迎では、短時間で塗れて、入浴時に落としやすいことも重要です。
ただし、SPF20タイプが海やプールなどすべての場面に適しているとは限りません。
外出時間、汗の量、水に触れるかどうかを確認し、目的に合う商品を選びましょう。
5位:ファンケル ベビーサンガード
5位は「ファンケル ベビーサンガード」です。
SPF25・PA++で、防腐剤、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を使用していません。
乳幼児を対象に、皮膚科専門医監修による使用テストが行われています。ただし、すべての人にアレルギーや皮膚刺激が起こらないことを保証するものではありません。
ファンケルの案内では、ぬるま湯で落とせるベビー向けの日焼け止めとして紹介されています。
SPF25・PA++は、散歩、通園、買い物といった日常的な外出で比較しやすい数値です。
5位にした理由は、日常に必要なUVカット数値を備えながら、落としやすさと処方の分かりやすさを重視しているからです。
赤ちゃんの日焼け止めでは、強い洗浄料やクレンジングが必要な商品を毎日使うと、落とす工程が負担になりやすくなります。
ぬるま湯で落とせる商品は、お風呂で顔を洗われるのを嫌がる子どもにも使いやすい可能性があります。
私の子どもも小さいころは、顔にお湯がかかることを嫌がり、洗う時間が長くなるほど機嫌が悪くなることがありました。
その経験から、私は日焼け止めを選ぶ際、SPFだけでなく、夜にどうやって落とすかまで想像できる商品を選ぶことが重要だと感じています。
注意点は、内容量が30gと少なめなことです。
顔や首を中心に使うなら持ち運びやすい一方、家族で全身へ使う場合や、毎日腕と脚まで塗る場合は減りが早い可能性があります。
6位:紫外線予報 さらさらUVスティックF
6位は、石澤研究所の「紫外線予報 さらさらUVスティックF」です。
SPF50+・PA++++、UV耐水性★★で、1歳から使用できます。
手を汚しにくいスティックタイプで、石けんで落とせる商品です。
水に強く、海やプール、公園、レジャーなどでの塗り直しに向いています。
子どもが成長すると、手でクリームを塗られることを嫌がる一方、自分でスティックを動かすことには興味を示す場合があります。
親が仕上げをしながら、子ども自身にも塗る動作へ参加してもらえば、UVケアを生活習慣として覚えやすくなるでしょう。
6位にした理由は、0歳の赤ちゃん向けではないものの、1歳以降の塗り直し用として便利だからです。
ただし、スティックタイプには次の注意点があります。
- 同じ場所を何度か往復しないと、十分な量を塗れないことがある
- 塗った場所が分かりにくく、隙間ができやすい
- 顔の細かい部分には使いにくい
- 全身に使うと減りが早い
- 肌へ強く押しつけると摩擦が生じる
- 新生児や0歳児には使用できない
そのため、毎朝の全身用として使うより、外出先で首の後ろ、手の甲、足の甲などへ塗り直す補助アイテムとして使うのが現実的です。
ベビー用日焼け止めの選び方は?5つの基準を確認
ベビー用日焼け止めは、SPFの高さだけで決めず、対象月齢、外出時間、落とし方、形状、耐水性を比較して選びましょう。
赤ちゃんの肌の状態や生活スタイルによって、適した商品は異なります。
対象月齢を商品ごとに確認する
「ベビー用」と書かれた日焼け止めでも、すべてが新生児から使えるわけではありません。
対象年齢には、次のような違いがあります。
- 新生児から
- 生後1カ月から
- 生後6カ月から
- 1歳から
- 子ども・大人向け
ママ&キッズ UVライトベールやアロベビー オールインワンUVミルクは、新生児から使えると案内されています。
一方、紫外線予報 さらさらUVスティックFは1歳からです。
ブランドやシリーズではなく、購入する商品そのものの対象月齢を確認してください。
日常用とレジャー用でSPF・PAを分ける
SPFは主にUV-Bを防ぐ効果、PAは主にUV-Aを防ぐ効果の目安です。
短時間の散歩や送迎では、必ずしもSPF50+が必要とは限りません。
一方、海、プール、キャンプ、長時間の公園遊びなどでは、日常用より高いSPF・PAや耐水性を備えた商品が選択肢になります。
重要なのは、最も数値が高い商品を1本だけ選ぶことではありません。
- 短時間の外出には落としやすい日常用
- 長時間の屋外活動には高SPF・耐水性タイプ
- 外出先ではスティックやミストで塗り直し
このように使い分けると、肌への負担と使いやすさのバランスを取りやすくなります。
お湯や石けんで落とせるか確認する
赤ちゃん用の日焼け止めでは、落としやすさが重要です。
落ちにくい日焼け止めを取ろうとして何度もこすると、赤ちゃんの肌へ摩擦による負担をかける可能性があります。
購入前に、次のどれで落とす商品なのか確認しましょう。
- お湯
- ぬるま湯
- ベビーソープ
- 石けん
- ボディソープ
- クレンジング料
「石けんで落とせる」と書かれていても、重ね塗りをした場合や、汗、皮脂、砂などと混ざった場合は、一度で落としきれないことがあります。
強くこすらず、洗浄料をよく泡立てて、手のひらで包むように洗いましょう。
クリーム・ミルク・ミスト・スティックから選ぶ
日焼け止めの形状によって、塗りやすい場所が異なります。
- クリーム:頬、鼻、耳など狭い部分へ丁寧に塗りやすい
- ミルク:顔にも体にも広げやすく、日常使いに向く
- ミスト:短時間で広い範囲へ使いやすいが、手で伸ばす必要がある
- スティック:外出先で手を汚さず塗り直しやすい
- ジェル:伸ばしやすいが、対象年齢や成分を確認する必要がある
動き回る子どもには、親が塗りやすい形状を選ぶことも大切です。
理論上の性能が高くても、毎朝塗るのに時間がかかる商品では、使用を続けにくくなります。
耐水性は外出場面に合わせて選ぶ
散歩や買い物では、必ずしも高い耐水性が必要とは限りません。
しかし、汗をかく日、水遊び、海、プールでは、耐水性を確認する必要があります。
現在の日焼け止めでは、水に触れたときの紫外線防止効果を「UV耐水性★」「UV耐水性★★」で表示する商品があります。
ただし、耐水性が高い商品でも、タオルで拭いたあとや水遊びのあとは、必要に応じて塗り直しましょう。
また、耐水性が高いほど落としにくい場合があります。
使う場面だけでなく、帰宅後にどのように落とすかも一緒に確認してください。
新生児の日焼け止めはいつから必要?
新生児から使える日焼け止めはありますが、生後間もない赤ちゃんに毎日必ず塗らなければならないとは限りません。
短時間の外出では、ベビーカーの幌、衣類、日陰、外出時間の調整などを優先し、衣類で覆えない部分へ必要に応じて日焼け止めを使用します。
環境省の紫外線環境保健マニュアルでは、日焼け止めだけに頼らず、日陰、衣類、帽子などを組み合わせて紫外線を防ぐ考え方が示されています。
また、子ども用や敏感肌用の日焼け止めには、紫外線散乱剤を中心にした商品が多いことも紹介されています。
新生児の日焼け止めを選ぶときは、次の項目を確認しましょう。
- 生後0カ月から使用できるか
- 顔と体の両方へ使えるか
- お湯やベビーソープで落とせるか
- 香料やアルコールが含まれているか
- 日常用として使いやすいSPF・PAか
- 湿疹や傷がある部分を避ける必要があるか
新生児の肌に赤み、湿疹、ただれがある場合は、自己判断で新しい日焼け止めを塗らず、小児科や皮膚科へ相談してください。
また、日差しを避けるためにベビーカーを厚い布で完全に覆うと、内部に熱がこもる危険があります。
紫外線対策と同時に、風通し、気温、湿度、赤ちゃんの汗や顔色もこまめに確認しましょう。
赤ちゃんの日焼け止めにSPF50は必要?
普段の短い散歩や送迎であれば、必ずしもSPF50+を選ぶ必要はありません。
SPF50+が向いているのは、海、プール、キャンプ、屋外イベントなど、強い日差しの下で長時間過ごす場面です。
日常的な外出では、SPF20前後から30程度の商品でも選択肢になります。
ただし、数値が低い商品なら肌への負担が必ず少なく、高い商品なら必ず刺激が強いという単純な関係ではありません。
処方、配合成分、塗る量、落とし方、赤ちゃんの肌質によって使用感は異なります。
高SPFの商品を朝にごく少量だけ塗り、そのまま一日過ごすよりも、外出場面に合う商品を適量塗り、汗を拭いたあとに塗り直すほうが現実的です。
私の場合も、数字が高い商品を選んだだけで安心し、耳や首の後ろを塗り忘れそうになることがあります。
赤ちゃんのUV対策で重要なのは、SPFの数字よりも、必要な場所へムラなく塗れているかという点です。
日焼け止めだけに頼らず、帽子、衣類、日陰、休憩も組み合わせましょう。
ベビー用日焼け止めの正しい塗り方は?
ベビー用日焼け止めは、外出前に少量ずつ肌へ置き、塗り残しができないよう均一に伸ばします。
薄く伸ばしすぎると、商品に表示された紫外線防止効果を十分に得られない可能性があります。
基本的な塗り方は次のとおりです。
1. 汗や汚れをぬれたガーゼなどでやさしく拭く
2. 日焼け止めを数カ所へ分けて置く
3. 指の腹や手のひらでやさしく広げる
4. 塗り残しやすい部分を確認する
5. 必要に応じて少量を重ねる
6. 汗や水、摩擦で落ちたら塗り直す
塗り忘れやすい場所は、次のとおりです。
- 耳
- 首の後ろ
- あごの下
- 手の甲
- 足の甲
- ひざの裏
- 帽子や服の境目
ミストタイプは、吹きかけるだけで終わらせず、大人の手で均一に伸ばしてください。
顔へ直接噴射すると、目や口に入るおそれがあるため、いったん大人の手に取ってから、目と口の周りを避けて塗ります。
スティックタイプは、少しずつ重ねるように塗り、最後に手でなじませると塗りムラを確認しやすくなります。
保湿剤、日焼け止め、虫よけを一緒に使う場合は、一般的に保湿剤を塗ったあと、日焼け止め、虫よけの順で重ねる方法が紹介されています。
ただし、使用する薬や商品の説明がある場合は、その指示を優先してください。
ベビー用日焼け止めはどう落とす?
ベビー用日焼け止めは、商品の表示に従い、お湯、石けん、ベビーソープなどでやさしく落とします。
強くこするのではなく、洗浄料を十分に泡立て、泡を転がすように洗うことがポイントです。
入浴時の流れは次のとおりです。
1. 顔や体をぬるま湯でぬらす
2. 洗浄料をしっかり泡立てる
3. 手のひらや指の腹でやさしく洗う
4. 髪の生え際、耳、首などのすすぎ残しを確認する
5. タオルで押さえるように水分を取る
6. 乾燥しやすい場合は普段の保湿剤を塗る
ウォータープルーフタイプや重ね塗りした日焼け止めは、お湯だけでは残る場合があります。
肌が白っぽい、べたつきが残る、洗った水をはじくといった状態があるときは、商品の説明で使用可能とされている洗浄料を使いましょう。
ただし、落ちているか心配だからと何度も洗うと、肌の乾燥や摩擦につながります。
毎日使う商品では、紫外線防止効果だけでなく、普段のお風呂で無理なく落とせるかを確認することが大切です。
公的情報から考える赤ちゃんの紫外線対策
環境省は、紫外線対策として、日焼け止めだけでなく、日陰を利用すること、帽子や衣類で肌を覆うことなどを組み合わせる考え方を示しています。
これは、赤ちゃんの日焼け止め選びでも重要な考え方です。
日焼け止めを塗ったからといって、真夏の強い日差しの中で長時間過ごしてよいわけではありません。
日差しが強い日には、次の対策を組み合わせましょう。
- 紫外線の強い時間帯を避ける
- 日陰を選んで歩く
- 通気性のよい帽子をかぶせる
- 薄手の衣類で肌を覆う
- ベビーカーの幌を使う
- 屋外で過ごす時間を短くする
- こまめに涼しい場所で休憩する
- 水分補給と暑さ対策を行う
特に夏は、紫外線対策と熱中症対策を同時に考える必要があります。
長袖を着せれば紫外線を防ぎやすくなりますが、厚手の衣類では体に熱がこもることがあります。
紫外線だけを避けるのではなく、気温、湿度、風通し、子どもの体調を含めて判断してください。
2026年のベビー用日焼け止めは何が変わった?
2026年のランキングで注目したいのは、単純にSPFの高い商品だけが上位になっていないことです。
ベビーカレンダーアワード2026で1位となったママ&キッズは、月齢、部位、使用場面によって商品を選び分けられる点や、塗りやすさ、落としやすさが評価されました。
2位のアロベビーも、UV対策に加えてアウトドア対策や保湿をまとめやすい商品を展開しています。
ここから先は、メーカー発表や商品の特徴を踏まえた私の分析です。
ベビー用日焼け止め市場では、単なる「高SPF競争」よりも、忙しい育児の中で使い続けられるかが重視される傾向が強くなっていると考えられます。
赤ちゃん向け商品では、理論上のUVカット性能が高くても、毎回子どもが嫌がる、白浮きする、べたつく、落とすのが大変といった問題があると、使用頻度そのものが下がります。
そのため、2026年のランキングでは、次のような要素が評価されやすくなっていると考えられます。
- 塗る時間を短縮できる
- 親子で使える
- 新生児から使える
- お湯や石けんで落とせる
- 日常用とレジャー用を選び分けられる
- UV対策以外の機能もまとめられる
- 持ち歩きやすく塗り直しやすい
ただし、多機能であるほど、すべての赤ちゃんに適しているとは限りません。
配合成分が増えれば、子どもの肌に合わない成分が含まれる可能性もあります。
「天然由来」「オーガニック」「低刺激」「ベビー用」といった表現だけで安全性を判断せず、対象年齢、全成分、使用方法、注意事項を確認することが重要です。
口コミについても、塗りやすさ、香り、白浮き、容器の使い勝手を知る参考にはなりますが、肌への適合性を保証するものではありません。
私は、口コミは使いやすさの確認に、メーカーや公的機関の情報は仕様と安全な使い方の確認に使うのがよいと考えています。
ベビー用日焼け止めを使わない日も紫外線対策は必要
日焼け止めを使わない日でも、紫外線対策そのものは必要です。
短時間の外出や車移動が中心の日には、帽子、衣類、日陰、ベビーカーの幌だけで対応する家庭もあります。
ただし、「日焼け止めを塗らない」と「何も対策しない」は同じではありません。
日焼け止めを使わない場合は、次の方法を組み合わせましょう。
- 直射日光に当たる時間を短くする
- 日差しの強い時間帯を避ける
- 建物や木陰のある道を選ぶ
- 帽子や薄手の衣類を使う
- ベビーカーの幌を利用する
- 屋外で長時間立ち止まらない
また、曇りの日でも紫外線がゼロになるわけではありません。
一方で、日焼け止めを毎日塗ることが、すべての赤ちゃんにとって最適とは限りません。
肌荒れや湿疹がある場合、塗ることで刺激を感じる可能性があります。
赤ちゃんの肌の状態と外出内容を見ながら、衣類や日陰を中心にする日と、日焼け止めを使う日を分けるのも一つの方法です。
ベビー用日焼け止めおすすめ6選のまとめ
2026年のベビー用日焼け止めでは、ママ&キッズ UVケアシリーズがベビーカレンダーアワードで3年連続1位となり、アロベビー UVケアシリーズが2位に選ばれました。
日常使いでは、ママ&キッズ UVライトベール、アロベビー オールインワンUVミルク、アトピタ 保湿UVクリーム29などが候補になります。
価格を抑えて毎日の送迎や散歩に使いたい場合は、アトピタやママフィも比較しやすい商品です。
落としやすさを重視するならファンケル ベビーサンガード、1歳以降のレジャーや塗り直しには紫外線予報 さらさらUVスティックFが選択肢になります。
赤ちゃんの日焼け止めは、ランキング上位の商品がすべての家庭に合うわけではありません。
対象月齢、SPF・PA、形状、耐水性、落とし方を確認し、親が無理なく塗れて、赤ちゃんが嫌がりにくい商品を選ぶことが大切です。
日焼け止めだけに頼らず、帽子、衣類、日陰、外出時間の調整、暑さ対策も組み合わせましょう。
よくある質問
赤ちゃんの日焼け止めは生後何カ月から使えますか?
商品によって異なります。
ママ&キッズ UVライトベールやアロベビー オールインワンUVミルクのように新生児から使える商品もあれば、紫外線予報 さらさらUVスティックFのように1歳からの商品もあります。
「ベビー用」という表示だけで判断せず、購入する商品の対象月齢を確認してください。
新生児には毎日日焼け止めを塗るべきですか?
短時間の外出では、衣類、ベビーカーの幌、日陰、外出時間の調整などで紫外線を避ける方法もあります。
長時間屋外で過ごす場合や、顔や手など衣類で覆えない部分へ使う場合は、新生児から使える商品を選び、狭い範囲から試しましょう。
湿疹や赤みがある場合は、小児科や皮膚科へ相談してください。
赤ちゃんの日常使いにSPF50は必要ですか?
短時間の散歩や送迎では、必ずしもSPF50+が必要とは限りません。
SPF20前後から30程度の商品でも候補になります。
海、プール、キャンプなどで長時間屋外にいる場合は、高いSPF・PAや耐水性を備えた商品を検討しましょう。
ベビー用日焼け止めは何時間ごとに塗り直しますか?
塗り直す間隔は商品や外出状況によって異なるため、商品の説明に従ってください。
汗をかいたとき、タオルで拭いたとき、水遊びをしたとき、衣類や抱っこひもでこすれたときは、短時間でも塗り直しを検討します。
ミストタイプは赤ちゃんの顔へ直接かけてもよいですか?
顔へ直接噴射するのは避けましょう。
目や口に入らないよう、いったん大人の手に取り、目と口の周りを避けてやさしく伸ばします。
体へ吹きかけた場合も、最後に手で伸ばして塗りムラを減らしてください。
日焼け止めで赤みやかゆみが出たらどうしますか?
すぐに使用を中止し、商品で指定された方法に従って、ぬるま湯や洗浄料でやさしく落としてください。
赤み、かゆみ、腫れ、湿疹などが続く場合や、症状が強い場合は、小児科または皮膚科へ相談しましょう。


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