「エルゴベビーで抱っこすると、新生児の足が開かない……。」
そんな様子を見ると、「抱っこの仕方が間違っているのかな」「股関節に負担がかかっていないかな」と心配になりますよね。
実は私も、エルゴベビーを使い始めた頃は同じ悩みがありました。説明書を見ながら装着しているつもりでも、新生児設定がうまくできておらず、赤ちゃんの足が思うように開かなかったのです。
その後、装着方法を見直したところ、赤ちゃんのおしりをシートの奥までしっかり座らせることが、抱っこしやすさにも足の開き方にも大きく関わっていると実感しました。
この記事では、エルゴベビーで新生児の足が開かない原因や、異常なのかどうかの判断の目安、正しい対処法、安全に使うためのポイントまで分かりやすく解説します。
エルゴベビーで新生児の足が開かない原因
新生児の足が開かない理由は一つではありません。装着方法や赤ちゃんの体格など、いくつかの要因が重なっていることもあります。
まずは原因を確認しながら、改善できそうなポイントを見ていきましょう。
新生児設定が正しくできていない
私自身、一番最初につまずいたのがここでした。
説明書を見ながら装着したつもりでも、新生児設定が正しくできておらず、「なんだか赤ちゃんがうまく収まらない」「足も開かない」と感じていました。
新生児から使用できるモデルでも、月齢や身長に合わせた設定が必要です。設定が合っていないと、おしりの位置が安定せず、自然な姿勢を保ちにくくなります。
一度設定を見直しただけで、抱っこのしやすさが大きく変わることもあるため、最初に確認しておきたいポイントです。
腰ベルトの位置が低い
腰ベルトが低い位置にあると、赤ちゃんのおしりが下がりやすくなります。
その結果、足が前へ伸びやすくなり、自然なM字姿勢が作りにくくなることがあります。
腰ベルトは腰骨ではなく、おへその近くを目安に少し高めに装着すると、赤ちゃんがお母さん・お父さんの体に密着しやすくなります。
赤ちゃんのおしりが深く座れていない
私が実際に使ってみて、「ここが一番大事だった」と感じたのが、おしりの位置です。
最初は赤ちゃんを乗せるだけで精一杯で、おしりが浅く座った状態になっていました。そのため足が前へ伸び、M字姿勢になりませんでした。
ところが、おしりをシートの奥までしっかり入れ、膝がおしりより少し高い位置になるように整えると、足が自然に左右へ開きやすくなりました。
抱っこのしやすさも安定感も大きく変わったため、これから使う方にはぜひ意識してほしいポイントです。
抱っこ紐の締め付けが強すぎる
肩ベルトや背中のベルトを必要以上に締めると、赤ちゃんの体が突っ張ったような姿勢になることがあります。
密着させることは大切ですが、締めすぎると動きにくくなるため、赤ちゃんが自然な姿勢を保てる程度に調整しましょう。
赤ちゃんの体格や月齢による影響
新生児は体が小さく、筋肉もまだ発達途中です。
そのため、月齢が低いうちは写真のように大きく足が開かないことも珍しくありません。
体格や成長には個人差があるため、ほかの赤ちゃんと比べすぎないことも大切です。
エルゴベビーで新生児の足が開かないのは異常?
足が開かないと「どこか悪いのでは」と不安になりますが、足が開かないという理由だけで異常とは判断できません。
ここでは、心配しすぎなくてもよいケースと、相談を検討したいケースを紹介します。
足が開かないだけで異常とは限らない
新生児は体が小さく、股関節も発達途中です。
エルゴベビーに抱っこした直後は足があまり開かなくても、時間がたつにつれて自然な姿勢になることもあります。
赤ちゃんの機嫌が良く、呼吸が苦しそうでなければ、まずは装着方法を見直してみるとよいでしょう。
月齢や体格で足の開き方は変わる
同じ新生児でも、出生時の体重や身長には大きな個人差があります。
そのため、「SNSではもっと足が開いているのに」と比べる必要はありません。
大切なのは、無理に足を広げることではなく、赤ちゃんが自然な姿勢で抱っこされているかどうかです。
受診やメーカーへ相談したほうがよいケース
次のような場合は、小児科や専門医、またはエルゴベビーのサポート窓口へ相談すると安心です。
- 抱っこすると強く泣き続ける
- 足をまったく動かさない
- 左右で足の動きに大きな違いがある
- 正しく装着しても不安が解消しない
一人で悩まず、専門家に確認してもらうことも大切です。
エルゴベビーで新生児の足が開かないときの対処法
原因が分かったら、次は抱っこの方法を見直してみましょう。
少し調整するだけで、赤ちゃんも抱っこする人も楽になることがあります。
腰ベルトはおへその近くに装着する
腰ベルトが低いと赤ちゃんが沈み込みやすくなります。
おへその近くに装着すると、おしりを支えやすくなり、姿勢も安定します。
おしりをシートの奥までしっかり座らせる
私がもっとも効果を感じたのが、この方法です。
赤ちゃんのおしりをシートの奥までしっかり入れてから、背中を支えるように抱っこすると、膝がおしりより少し高い位置になりやすくなります。
足を無理に開こうとする必要はありません。
おしりが正しい位置に収まることで、自然と足が左右へ開きやすくなります。
M字姿勢を無理に作ろうとしない
「M字にしなければ」と思って、足を手で広げるのはおすすめできません。
赤ちゃんが自然に足を曲げられる姿勢を意識し、無理な力を加えないようにしましょう。
装着後にチェックしたいポイント
抱っこしたら、次のポイントを確認してみてください。
- おしりがシートの奥まで入っている
- 膝がおしりより少し高い位置にある
- 顔が見えている
- あごが胸についていない
- 赤ちゃんが苦しそうではない
毎回確認する習慣をつけると安心です。
エルゴベビーを新生児に安全に使うための注意点
エルゴベビーは正しく使用すれば、新生児から使えるモデルもあります。
ただし、安全に使用するためには毎回確認したいポイントがあります。
顔が埋もれていないか確認する
赤ちゃんの鼻や口が衣類や抱っこ紐で覆われていないか確認しましょう。
顔が見える状態を保つことが大切です。
あごが胸につきすぎていないか確認する
あごが胸についた姿勢は、呼吸しにくくなることがあります。
首元に少し余裕がある姿勢を意識しましょう。
赤ちゃんの呼吸を妨げない姿勢を保つ
抱っこ中も、ときどき赤ちゃんの顔色や呼吸の様子を確認しましょう。
長時間同じ姿勢が続く場合は、一度抱き直すのもおすすめです。
不安なときは公式サポートを利用する
説明書だけでは分かりにくい場合や、装着方法に自信がない場合は、メーカーのサポートを利用するのも一つの方法です。
正しい使い方を確認できれば、不安も軽減しやすくなります。
エルゴベビーを新生児に使う際によくある質問
新生児の足がまっすぐでも大丈夫?
一時的に足が伸びていても、それだけで異常とは限りません。
装着方法を見直し、自然な姿勢になっているかを確認しましょう。
足を無理に開かせてもいい?
無理に開かせる必要はありません。
おしりをしっかり座らせることで、自然な姿勢になりやすくなります。
新生児インサートは必要?
使用するモデルによって異なります。
お使いのエルゴベビーの取扱説明書や公式情報を確認してください。
いつ頃から足が開きやすくなる?
成長には個人差がありますが、月齢が進み体が大きくなるにつれて、自然と姿勢が安定しやすくなる赤ちゃんも多くいます。
まとめ
エルゴベビーで新生児の足が開かないと、不安になる方は少なくありません。
しかし、多くの場合は装着方法や赤ちゃんの体格が関係しており、すぐに異常とは限りません。
私自身も、新生児設定がうまくできず悩みましたが、おしりをシートの奥までしっかり座らせることを意識すると、抱っこしやすさが大きく変わりました。
無理に足を開かせるのではなく、赤ちゃんが自然に楽な姿勢でいられることを大切にしながら、安全にエルゴベビーを活用してください。

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