バガブー バタフライは、専用アダプターと対応ベビーシートを組み合わせれば、トラベルシステムとして使用できます。
ただし、バタフライとバタフライ2では対応アクセサリーが異なる可能性があるため、購入前にベビーカー・アダプター・ベビーシートの3点が適合するか確認することが大切です。
バガブー バタフライはトラベルシステムに対応している?
バガブー バタフライは、専用のチャイルドシートアダプターを取り付けることで、対応するベビーシートを装着できます。
赤ちゃんをベビーシートに乗せたまま、車からベビーカーへ移動できる仕組みが「トラベルシステム」です。
一般的には、車内でチャイルドシートとして使っていたベビーシートを取り外し、そのままベビーカーのフレームに載せ替えます。
バガブーでは、このようにカーシートなどを着脱する仕組みを「クリック&ゴーシステム」と案内することがあります。
ベビーシートを取り付けた状態では、赤ちゃんの顔が押す人のほうを向く対面式になります。
通常のバガブー バタフライは、ベビーカーシートを取り付けた状態では進行方向を向く背面式です。
そのため、トラベルシステムを利用すると、月齢の低い時期に赤ちゃんの表情や呼吸の様子を確認しながら移動しやすくなります。
初めての育児では、赤ちゃんが静かにしていると「眠っているだけかな」「苦しくないかな」と何度も顔をのぞき込みたくなりますよね。
私も子供が小さかった頃は、外出中に顔が見えないだけで少し不安になった経験があります。
その意味でも、赤ちゃんと向き合う形で移動できることは、単なる機能以上にママやパパの安心につながるポイントかなと思います。
バタフライとバタフライ2は分けて確認する
ここで注意したいのが、初代モデルの「バガブー バタフライ」と、後継モデルの「バガブー バタフライ2」は同じ商品ではないことです。
公式情報では、バガブー バタフライ2は超コンパクトに折りたためる旅行向けストローラーとして販売されており、価格は掲載時点で83,600円と案内されています。
一方、参考となった使用レビューでは、初代バガブー バタフライに専用アダプターを装着し、サイベックスのエイトンS2 i-Sizeを組み合わせています。
「バタフライに使えたから、バタフライ2にも同じアダプターが使える」とは限りません。
商品名が似ているため混同しやすいのですが、購入時は次の情報をそろえて確認しましょう。
- 使用するベビーカーの正式なモデル名
- ベビーカーの購入時期や型式
- アダプターの商品名と対応モデル
- ベビーシートの正式な製品名
- ベビーシートの製造年や世代
特に中古品やフリマアプリで購入する場合は、商品説明に「バタフライ用」とだけ書かれていても、初代用なのかバタフライ2用なのか判断できないことがあります。
安く購入できても、適合しなければ安全に使用できません。
数千円の差を優先するより、適合が明確な正規販売店や公式情報を確認するほうが、結果的には無駄な買い直しを防ぎやすいでしょう。
バガブー バタフライのトラベルシステムに必要なものは?
バガブー バタフライでトラベルシステムを使うには、基本的に次の3点が必要です。
車内でもベビーシートを頻繁に使う場合は、専用ベースを加えた4点で考えると分かりやすくなります。
| 必要なもの | 役割 | 必須かどうか |
|---|---|---|
| バガブー バタフライ | ベビーカー本体 | 必須 |
| 専用チャイルドシートアダプター | ベビーカーとベビーシートを接続する | 必須 |
| 対応ベビーシート | 車内とベビーカーで赤ちゃんを乗せる | 必須 |
| ベビーシート専用ベース | 車への着脱を簡単にする | 使用環境による |
1.バガブー バタフライ本体
まず必要なのは、バガブー バタフライのベビーカー本体です。
初代バタフライはコンパクトに折りたためるB型ベビーカーとして知られていますが、専用アダプターとベビーシートを使うことで、通常のベビーカーシートに乗れる時期より前から活用できる場合があります。
参考レビューでは、トラベルシステムを使うことで、新生児期から4歳頃まで1台を活用できる点がメリットとして紹介されていました。
ただし、実際の使用可能期間は、ベビーカーとベビーシートそれぞれの対象年齢・身長・体重によって決まります。
「新生児から4歳まで」という表現だけで判断せず、最初の時期はベビーシートの使用条件、成長後はベビーカー本体の使用条件を確認してください。
2.バガブー バタフライ専用アダプター
ベビーカーとベビーシートを直接つなぐことはできないため、間に専用アダプターが必要です。
参考レビューで使用されていた初代バタフライ用のチャイルドシートアダプターは、掲載時点で7,700円と紹介されていました。
価格は販売店や時期によって変動するため、現在の価格は購入前に販売ページで確認しましょう。
参考レビューでは、アダプターを取り付けたままベビーカーを折りたためるとされています。
毎回アダプターを外さなくてもよいのは、小さなことに見えて、日常ではかなり助かるポイントです。
赤ちゃんとの外出は、おむつ、着替え、ミルク、タオルなどで荷物が多くなります。
そこへ「折りたたむたびに左右の部品を外して収納する」という作業が加わると、想像以上に面倒ですよね。
ただし、折りたたみ方法や装着したまま保管できるかどうかについても、使用するモデルの取扱説明書を優先してください。
3.アダプターに対応するベビーシート
専用アダプターがあっても、すべてのベビーシートを装着できるわけではありません。
ベビーシート側も、アダプターの対応製品に含まれている必要があります。
参考レビューに掲載されていた対応ベビーシートは、次のとおりです。
- Bugaboo Turtle by Nuna
- Bugaboo Turtle Air by Nuna
- BeSafe iZiGo Modular
- BeSafe iZi Go X1 i-Size
- Britax Römer Baby-Safe 3 i-Size
- Cybex Aton 2
- Cybex Aton M i-Size
- Cybex Aton Q
- Cybex Aton Q i-Size
- Cybex Cloud Q
- Cybex Cloud Z i-Size
- Cybex Cloud Z2 i-Size
- Kiddy Evolution Pro 2
- Maxi-Cosi Pebble Plus
- Maxi-Cosi Rock
- Maxi-Cosi CabrioFix
- Nuna PIPA next
- Nuna PIPA Lite
- Nuna PIPA Lite LX
ただし、この一覧は参考記事内でも2023年10月時点のデータとされています。
その後に新製品が発売されたり、旧製品の取り扱いが終了したり、適合情報が更新されたりしている可能性があります。
また、参考レビューでは一覧とは別に、サイベックスの「エイトンS2 i-Size」を実際に使用したと報告されています。
一覧に名前がない製品でも、販売地域やアダプターの仕様変更、情報更新の時期によって適合状況が異なる可能性があります。
したがって、上の一覧は候補を探すための参考情報として使い、最終判断はバガブーまたは販売店が公開している最新の互換情報で行ってください。
4.車内用の専用ベース
ベビーシートを車内で使う場合、対応する専用ベースを用意すると、車への着脱がしやすくなります。
参考レビューでは、サイベックスのエイトンS2 i-Sizeとベースワンを組み合わせていました。
専用ベースは、ベビーシートをベース部分へ載せて固定するための製品です。
ベースを使わず、車両のシートベルトでベビーシートを固定できるモデルもありますが、取り付け方法は製品によって異なります。
専用ベースが必須なのか、シートベルト固定にも対応しているのかは、購入するベビーシートの説明書で確認してください。
また、専用ベースが車のISOFIX固定に対応していても、すべての車種に無条件で設置できるわけではありません。
車種別適合表を確認し、座席の形状やISOFIX金具の位置も含めて判断する必要があります。
バガブー バタフライにベビーシートを取り付ける方法は?
参考レビューでは、バガブー バタフライへの取り付けは、大きく2段階で完了しています。
手順1.専用アダプターを左右に取り付ける
最初に、ベビーカーの左右へ専用アダプターを取り付けます。
参考レビューによると、バタフライの内側にある突起部分へ、左右のアダプターを差し込む仕組みです。
実際の作業時間は、左右合わせて約10秒だったと紹介されています。
工具を使ってネジを締めるような作業ではなく、所定の位置へ差し込む方式なので、慣れれば短時間で準備しやすいでしょう。
ただし、左右のアダプターには向きがある可能性があります。
無理に押し込まず、説明書に記載された左右表示や装着位置を確認してください。
手順2.ベビーシートをアダプターに載せる
次に、アダプターの上へ対応ベビーシートを載せます。
参考レビューでは、ベビーシートを正しい位置に載せると固定され、設置が完了したと説明されています。
ここで重要なのは、載せただけで作業を終えず、左右が確実にロックされているか確認することです。
取り付け後は、次の点を毎回チェックしましょう。
- 左右の接続部分が両方とも固定されている
- ベビーシートが傾いていない
- 持ち上げても簡単に外れない
- 赤ちゃんのハーネスが正しく締まっている
- ベビーカーのブレーキをかけた状態で作業している
片側だけが固定された状態では、走行中にベビーシートが不安定になるおそれがあります。
「カチッと音がしたから大丈夫」と感覚だけで判断せず、目視や軽い引き上げ確認を行うことが大切です。
取り外すときも赤ちゃんの安全を優先する
ベビーシートを外すときは、ベビーカーを平らな場所に止め、必ずブレーキをかけます。
製品によっては左右の解除ボタンを操作しながら、ベビーシートを持ち上げます。
赤ちゃんを乗せたベビーシートは、本体の重さに赤ちゃんの体重が加わるため、想像以上に重くなります。
車からベビーカーへ載せ替える動作を、購入前に店舗で試してみるのもおすすめです。
トラベルシステムは便利ですが、持ち上げる人の身長や腕力、産後の体調によっては負担を感じることがあります。
私自身、産後は妊娠前なら気にならなかった荷物でも重く感じました。
「持ち運べる重さ」と「毎日無理なく持ち運べる重さ」は違うので、カタログ上の重量だけでなく、実際の動作まで確かめることが大切だと思います。
バガブー バタフライでトラベルシステムを使うメリットは?
バガブー バタフライをトラベルシステム化する主なメリットは、赤ちゃんを起こさずに移動しやすいことと、ベビーカーを早い時期から活用できることです。
車からベビーカーへの移動がスムーズになる
赤ちゃんが車内で眠ったとき、通常のチャイルドシートでは赤ちゃんを抱き上げ、ベビーカーへ乗せ替えなければなりません。
せっかく眠った赤ちゃんが起きて泣き出し、予定どおりに動けなくなることもありますよね。
トラベルシステムなら、赤ちゃんをベビーシートに乗せたまま車から外し、ベビーカーへ装着できます。
完全に起こさず移動できるとは限りませんが、抱き上げる回数を減らせるため、寝かしつけ直す負担を軽減しやすくなります。
特に、病院、買い物、保育施設への送迎など、車を降りてから少し歩く場面で便利です。
参考レビューの筆者は、生後2週間検診と生後1か月検診の際、トラベルシステムを使ってベビーカーで病院へ行ったと紹介しています。
産後間もない時期は、赤ちゃんを抱っこしたまま受付をしたり、診察券や母子健康手帳を取り出したりするだけでも大変です。
赤ちゃんの居場所を確保しながら移動できることは、ママの身体的な負担を減らす意味でも価値があると考えられます。
対面式で赤ちゃんの様子を確認しやすい
バガブー バタフライの通常シートは背面式ですが、ベビーシートを装着すると赤ちゃんが押す人のほうを向きます。
月齢の低い赤ちゃんは、自分で姿勢を大きく変えたり、不快感を言葉で伝えたりできません。
顔色、呼吸、吐き戻し、日差しの当たり方などを確認しやすい対面式は、保護者にとって安心材料になります。
赤ちゃんにとっても、近くにいるママやパパの顔が見えることで、落ち着きやすい場面があるかもしれません。
1台のベビーカーを長く活用しやすい
参考レビューでは、トラベルシステムを利用することで、新生児期から4歳頃までバタフライ1台を活用しやすい点が「コスパの良い使い方」と評価されていました。
一般的なB型ベビーカーは、腰がすわってから使用を開始する製品が多く、新生児期には別のA型ベビーカーを用意する家庭もあります。
バタフライに対応ベビーシートを装着できれば、初期の移動手段として活用し、成長後は通常のベビーカーシートへ切り替える選択ができます。
A型とB型を別々に購入する場合と比べて、保管場所や買い替えの負担を抑えられる可能性があるでしょう。
ただし、必ずしもすべての家庭で安くなるわけではありません。
ベビーカー本体に加えて、アダプター、ベビーシート、専用ベースを購入すると、初期費用は大きくなります。
「長く使えるからお得」と考えるだけでなく、車に乗る頻度や外出スタイルを踏まえて判断する必要があります。
コンパクトなベビーカーと組み合わせられる
バガブー バタフライシリーズの特徴は、コンパクトに折りたためることです。
公式情報では、バタフライ2は1ステップで折りたため、国際的な航空機内持ち込みサイズに準じた設計とされています。
ただし、実際に機内へ持ち込めるかどうかは航空会社や路線、機材によって異なります。
車のトランク、タクシー、玄関などで場所を取りにくいベビーカーに、ベビーシートを組み合わせられる点は、移動の多い家庭にとって魅力です。
一方で、ベビーシートとアダプターを含めると、持ち運ぶパーツ自体は増えます。
「折りたたみサイズが小さいこと」と「荷物全体が少ないこと」は同じではないため、移動手段ごとに必要な装備を考えると失敗しにくいでしょう。
バガブー バタフライのトラベルシステムで注意したい点は?
便利なトラベルシステムですが、使い方や生活環境によっては負担が増える場合もあります。
購入後に「思っていた使い方と違った」とならないよう、デメリットも確認しておきましょう。
対応製品を間違えると取り付けられない
最も注意したいのは、ベビーカー、アダプター、ベビーシートの互換性です。
同じブランドでも、製品の世代や発売地域によって仕様が異なることがあります。
また、「サイベックス対応」「マキシコシ対応」と書かれていても、そのブランドの全製品に対応しているとは限りません。
必ずブランド名だけでなく、製品名と型式まで照合してください。
特に、次のような購入方法では確認が必要です。
- 中古のアダプターを購入する
- 海外仕様のベビーシートを個人輸入する
- 旧モデルの在庫品を購入する
- 初代バタフライとバタフライ2の部品を組み合わせる
- 商品名が省略されたフリマ出品を利用する
互換性が確認できない製品を、「形が合いそう」という理由だけで使うのは避けましょう。
見た目上は装着できても、安全性が確認されているとは限りません。
ベビーシートは成長すると重くなる
ベビーシートは、赤ちゃんを乗せたまま持ち運べることがメリットです。
しかし、赤ちゃんの体重が増えるほど、車から持ち上げる作業は重くなります。
たとえばベビーシート本体が数kgあり、そこへ赤ちゃんの体重が加わると、片手で気軽に持てる重さではなくなります。
産後の腰痛や腱鞘炎がある場合、無理な持ち上げ動作が負担になることも考えられます。
店舗で試す際は空のベビーシートだけでなく、重りを入れた状態で持たせてもらえるか相談すると、使用感を想像しやすくなります。
長時間の連続使用には配慮が必要
トラベルシステムは移動を便利にする仕組みですが、ベビーシートを赤ちゃんの長時間のお昼寝場所として使うことを目的としたものではありません。
使用時間や休憩の取り方については、ベビーシートの取扱説明書やメーカーの案内に従ってください。
車から降ろしたあとも眠っているからといって、そのまま長時間ベビーシートに寝かせ続けるのではなく、赤ちゃんの姿勢や呼吸、体温をこまめに確認することが大切です。
「起こさず移動できる便利さ」と「同じ姿勢で長時間過ごさせない配慮」は、分けて考える必要があります。
車をほとんど使わない家庭では出番が少ない
トラベルシステムの便利さを特に実感しやすいのは、車で移動する家庭です。
一方、電車や徒歩が中心で車にほとんど乗らない場合は、ベビーシートを載せ替える機会が少なくなります。
新生児期からバタフライを使う目的だけでベビーシートを購入すると、使用期間に対して費用が高いと感じる可能性があります。
バタフライ2の公式情報では、別売りのベビーネストを使用して、新生児向けの居心地のよい空間にする選択肢も案内されています。
ただし、ベビーネストの対応時期、使用条件、国内での販売状況は購入時に確認が必要です。
車を使わない家庭では、トラベルシステムだけでなく、新生児対応アクセサリーや別のベビーカーを含めて比較したほうがよいでしょう。
バガブー バタフライの組み合わせはどう選ぶ?
組み合わせを選ぶときは、「有名な製品か」「価格が安いか」だけでなく、実際の生活動線から考えることが重要です。
私は育児用品を選ぶとき、機能が多い商品を見ると「これなら何でもできそう」と惹かれてしまいます。
けれど、子育てが始まって実感したのは、機能の数よりも、毎日の動作が一つでも減ることのほうが助かる場面が多いということでした。
トラベルシステムも同じで、最高性能の組み合わせより、自宅、駐車場、よく行く場所で無理なく扱える組み合わせが適しています。
車移動が多い家庭
車で買い物、通院、送迎をすることが多い家庭では、ベビーシートと専用ベースをそろえるメリットが大きいでしょう。
車へ乗るたびにシートベルトを通して固定するより、ベースへ装着する方式のほうが準備時間を短縮しやすくなります。
選ぶ際は、次の順番で確認すると整理しやすいです。
1. 自宅の車に適合するベビーシートとベースを探す
2. そのベビーシートがバタフライ用アダプターに対応しているか確認する
3. 実際に車から持ち上げられる重量か試す
4. ベビーカーへの着脱方法を試す
先にベビーカーだけを基準に選ぶのではなく、車への適合を最初に確認することがポイントです。
徒歩と車を併用する家庭
近所は徒歩、遠出は車という家庭では、バタフライのコンパクトさとトラベルシステムの両方を活用しやすいでしょう。
ただし、徒歩で長時間移動することが多い場合は、ベビーシート使用時の赤ちゃんの姿勢、日よけ、通気性、荷物かごへのアクセスも確認したいところです。
ベビーシートを載せることで、通常シート使用時とはハンドル操作の感覚や重心が変わる可能性があります。
店内の狭い通路や段差を想定し、可能であれば実物を押してみてください。
電車や飛行機での移動が多い家庭
バタフライシリーズは、旅行や公共交通機関での移動を意識したコンパクトストローラーです。
しかし、ベビーシートまで一緒に持ち運ぶと、荷物の総量は増えます。
飛行機で使う場合は、ベビーカーの機内持ち込み可否だけでなく、ベビーシートの預け入れ方法、機内で座席使用できる製品かどうか、航空会社の規定も確認しなければなりません。
バタフライ2は国際的な航空機内持ち込みサイズに準じると案内されていますが、機内持ち込みが一律に保証されるわけではありません。
搭乗する航空会社へ事前確認することが必要です。
私が考えるバガブー バタフライのトラベルシステムの価値
私見では、バガブー バタフライのトラベルシステムは、単に「B型ベビーカーを新生児から使えるようにする仕組み」ではありません。
本当の価値は、赤ちゃんを抱き上げる回数や、移動のたびに寝かしつけ直す回数を減らせる可能性があることです。
赤ちゃんとの外出では、一つひとつの作業は小さく見えても、積み重なると大きな負担になります。
車を止め、荷物を出し、赤ちゃんを抱き上げ、ベビーカーを開き、赤ちゃんを乗せ、再びハーネスを締める。
トラベルシステムは、この一連の動作から「赤ちゃんを乗せ替える」という工程を減らしてくれます。
特に、生後間もない時期の健診や短時間の買い物では、その違いを実感しやすいでしょう。
一方で、「1台で長く使えるから、誰にとってもコスパがよい」とまでは言い切れません。
アダプター、ベビーシート、専用ベースまで購入すれば、合計金額は決して小さくありません。
ベビーシートには使用できる身長や体重の上限があり、赤ちゃんの成長によっては想定より短期間でサイズアウトすることもあります。
また、車を使う頻度が低ければ、便利な載せ替え機能を十分に活用できない可能性があります。
そのため、コストパフォーマンスは「何年間使えるか」だけでなく、使用期間中に何回、負担を減らしてくれるかで考えるのが現実的です。
週に何度も車で外出する家庭と、月に一度しか車に乗らない家庭では、同じ製品でも価値が大きく変わります。
もう一つ大切なのは、バタフライとバタフライ2の情報を混ぜないことです。
育児用品はモデルチェンジが多く、過去のレビューが検索結果に残り続けます。
実際の使用レビューはとても参考になりますが、数年前の互換表をそのまま現在の製品へ当てはめるのは危険です。
レビューで使えていた組み合わせを候補にしつつ、最後は現在の公式情報で確認する。
この二段階の調べ方が、失敗を防ぐ一番確実な方法だと私は考えます。
まとめ
バガブー バタフライは、専用チャイルドシートアダプターと対応ベビーシートを使うことで、トラベルシステムとして利用できます。
基本的に必要なのは、バタフライ本体、専用アダプター、対応ベビーシートの3点です。
車への着脱を簡単にしたい場合は、ベビーシートに対応する専用ベースも候補になります。
参考レビューでは、初代バガブー バタフライにサイベックスのエイトンS2 i-Sizeを取り付け、アダプターは左右約10秒で装着できたと紹介されていました。
トラベルシステムを使えば、車からベビーカーへ赤ちゃんを乗せ替える負担を減らしやすく、対面式で様子を確認できるメリットもあります。
一方、対応製品の確認が必要なこと、赤ちゃんの成長とともに持ち運びが重くなること、車を使わない家庭では活用機会が限られることには注意が必要です。
特に、初代バタフライとバタフライ2では、対応するアダプターやアクセサリーが異なる可能性があります。
購入前には、ベビーカー、アダプター、ベビーシート、車種の適合をそれぞれ最新情報で確認しましょう。
よくある質問
バガブー バタフライは新生児から使えますか?
対応するベビーシートと専用アダプターを使えば、新生児期からトラベルシステムとして利用できる場合があります。
通常のベビーカーシートを使用できる時期とは異なるため、ベビーシートの対象身長・体重と、バガブーの最新の適合情報を確認してください。
バガブー バタフライのアダプターは付けたまま折りたためますか?
参考レビューで使用された初代バタフライ用アダプターは、取り付けたまま折りたためると紹介されています。
ただし、バタフライ2や別仕様のアダプターでは条件が異なる可能性があるため、使用する製品の取扱説明書を確認してください。
サイベックスのベビーシートはすべて取り付けられますか?
いいえ、サイベックス製品であればすべて取り付けられるわけではありません。
参考情報ではAtonシリーズやCloudシリーズの一部が対応候補として挙げられ、実例ではエイトンS2 i-Sizeが使用されていましたが、製品世代やアダプターによって互換性が異なります。
正式な製品名と型式を確認し、最新の適合表と照合してください。


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